ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

♯113 打点が遠い選手

 久しぶりにまた気がつきましたので投稿します。気がついていたと思うのですが、改めて。

 

 

 体から遠いポイントでボールを捕らえている選手は強い選手でとても多いです。とても単純な話になりますが、常に遠心力のサポートを受けているということになりますよね。同じ力のボールを打つにしても、より少ない力で打てるということが言えます。

 

 だいたいの選手ですが、フォアの打点が遠い選手はバックの打点も同じように体から遠い選手が多いです。かといってひじが伸びてしまってうまく使えていないというわけではなく、しっかりと良い動きで振り切ることができています。特に体が大きい選手に多いそうですが、長い腕を使って懐の中で調整してしまうようなことがあります。それはそれで非常に長所としてとらえることができると思いますが、もしかするときちんとした自分の打点でボールをとらえることをさぼってしまっているということにつながるのかもしれません。 私の勝手なイメージですが、イチロー選手のバットスイングに共通するものを感じます。あれだけバットのヘッドが大きく回る選手もなかなかいないと思います。

 

 横に振られた時にも同じです。いつも同じポイントでとらえているのでどのような状況でもある程度体から離れたポイントでボールをとらえています。「常に遠心力を使えている」ということが言えると思います。

 

 ただ手元が非常に器用で体から近い打点でさばいてしまう選手もたくさんいます。一概には言えないと思いますが、もったいないような気がしています。相手選手から放たれるボールが速く、そういった態勢を作らせないというのがトップレベルの攻防ということになるのでしょうが、やはり自分の打点でとらえるということは重要です。

 

 

 

 以前ナダル選手は打点が体に近く、体への負担も大きいプレースタイルなので、選手としての寿命は短いのではないか?といわれることが多かったみたいです。 そんなことないですよね! ですので各選手の特性を生かしたスタイルであればいろいろな良さが出てきます。なんでも決めつけてかかるのはよくないと思いますが、力のないジュニア時代には特に出るのかもしれませんが、大きくラケットヘッドで弧を描いて、体から離れたポイントに常に打点がある選手というのは強いと思います。 常に体の近くでうまくさばいてしまうということをなるべくせずに、いつもと同じポイントでとらえることを続けるのは重要ではないかと思います。

♯112 緊急事態宣言

 皆様おはようございます!

本日1都3県対象に緊急事態宣言が出されました。ジュニアテニスにどんな影響があるのでしょうか。以前緊急事態宣言が発出された時の状況を思い出してみます。

 

 我が地域では県内の大会、地域大会など公式戦はすべて中止。学校さえお休みになっていたことを考えるとそうなりますよね。。。 しかもテニススクールも休校、2か月以上全く練習ができないという状況になっておりました。そのうえ、公共のテニスコートなども使用禁止の期間が約2か月ありました。

 

 

 そしてようやく県内での大会が再開されたのが真夏の8月でした。県ジュニア大会が開催されて、ようやくいろいろ試合ができるかな?と思っておりましたが、地域大会などの県外移動を含む大会は中止されました。今もそうなのですが、県外移動を含む大会はこのまま中止の流れになってしまうのでしょうか?わかりません。

 

 そして10月から11月にかけてコロナウィルス対策を万全にしたうえでようやくいろいろな大会が開催されるようになりました。12月には今年たった一回の全国大会JOCジュニアオリンピックカップ 全国選抜ジュニア室内選手権も行われました。

 

 これでようやくいつものようにテニスができる環境になってきたかなと思っていたら、連日の第三波による過去最高の感染者数を上回る形で年末年始の感染の蔓延が起きています。特に関東圏の絡むことのある大会はきっと中止ということになるのではないかと思います。 さらにほかの地域大会や県内大会にはどのような影響があるのかという点はまだわかりません。 ここからはこうなりそうだという私の予想を書きたいと思います。

 

 今後は緊急事態宣言が出ているとはいえ、コロナウィルス対策を万全にしたうえで全国大会なども開催されるのではないか?と予想します。 そもそもテニスという競技自体は密になるケースも少なく、直接感染につながるようなケースは大会会場などでも発生しにくいからです。いま東京では春の高校バレーも開催されています。バレーボール見ててさらにその思いが強まりました。自分の希望が全く入っていないとも言い切れませんが。。

 

 JOCジュニアオリンピックカップ開催後にも悪いニュースはないようですし、無観客、対策万全、体温体調記録などの提出義務化、そしてテニス選手たちの良心のもとに大会は開催されるような気がします。逆にそうせずにまた以前と同じように軒並み中止という形になってしまったらさすがにテニス選手たちが腐ってしまいます。気持ちの面でも技術の面でも。。。 

 よって🎾スクールや部活においてもコロナウィルス対策を万全にしたうえで練習実施、各大会においても同じようにして開催していく方向になるのではないかと思いますし、世論的にももうそういった形で行こうというようになりそうな気がします。確かに人が移動し、人が集まるということは非常に危険なことだとも思います。しかし各自の感染対策意識が高ければそして、テニスのような基本個人競技で屋外で行われることが多い競技では開催されるべきではないかと思います。

 

 いやあ、最後自分の期待、希望ばっかり見たいな感じになってしまいましたが、重要度に応じてだと思うのですが大学共通テストも形を変えずにそのまま実施する予定のようですし、考え方ですよね。 テニスは大会が開催され、何とかジュニアテニス選手たちが生き生きと暮らせることを希望して終わりにしたいと思います。 ふうううっ。

♯111 年末年始にダメになる

 いつしか投稿させていただいたコロナ中練習できなかった期間の話を思い出しますが、テニスは本当に反復練習が大切なスポーツです!!! タイトル保持者があっさり負けるのを見て心にしみました。

 

 

 そして年末年始に数日全くラケットも触らなかったら、、、 やはりだめになります。そんな選手が何人もいます。。。 しかし正月からがっつりと打ち合うことができている選手もいます。そういう選手は、やはり!正月からどこかのコートなどで練習してきたということでした。。。 やはりそうか。

 私は日本人なので正月はお餅を食べておせちを摘んでダラダラするのが大好きで、甥っ子姪っ子たちにお年玉を配るのが楽しすぎます。テニス選手にとってはやはり、球カンみたいなものが最も大切なものかもしれませんので、こういったことはあまりよくないと思いますし、何日か開けるといけないからと2日以上開けないという親御さんもいらっしゃいました。素晴らしい…。

 

 うちの選手も毎年、年始にプレーの質が落ちます。。。 少しだけでも打っておくということが非常に重要だということを再認識しました。これからの年始はきちんと練習できる環境を確保していかなければと思います。

 

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  というわけで、何日もラケットを触らないということがその後の取り戻すまでにかかる期間を考えると厳しいということをお伝えできればと思いました。

 お正月ボケ 早く解消して頑張っていきましょう!!

 

 

 

♯110 素人目線

 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

毎度のことですが、大変に偏った見方をしているジュニアテニス選手を応援している親でございます! きっとどこかで心に響くジュニアテニスペアレンツの皆様に響くと信じて今年も更新していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 表題の「素人目線」についてです。

ご存じの通り、私は幼少期からつい最近までテニスに本気で向き合うというようなことがない人生でした。子供が始めるということになり必死に勉強していったという感じです。テニススクールに通い始めてからかなりの時間が過ぎました。 おかげさまでテニス話をしてくださる親御さんのお友達もたくさんできました。本当にありがたいことです。そしてテニスプレーについて試合を見ながら、練習を見ながら話をすることも多いです。その中で気が付きましたのでご報告です。

 

 

 

 ジュニアテニスペアレンツはご自身もテニス経験者であるケースがやはり多いです。そういった方々とお話をしていろいろと勉強をさせていただくことが多いのですが、どうも私の見方は「変わっている」ようで、へーーー、そんなところ見てるんですねというようなことをよく言われます。理屈っぽい私の性格もあるかもしれませんが、変なことよく言うようです。しかし結構納得していただけます。子供にプレーの指示や、何かを注意するときもだいたいの場合、データを見せながら指導します。またここはこうしろというペアレンツは多いと思いますが、必ず「こうすればこうなるから、こうしなさい」と理屈っぽく話をします。 テニス経験者の方だとここはこうするもの、というご経験からくるものがたくさんあるのだと思いますが、私はありません>< よってこういう感じになるのかもしれません。

 

 

 ただ、子供が頑張って戦績を上げているというのもあるかもしれませんが、妙に意見を求められて話したら納得されるということが多いような気がします。(テニス経験者さんにも) ひとつ経験談をします。

 

 

 ある選手と一緒に練習会をすることになりました。そしてその子がスマッシュが入らないので困っている、という話でスマッシュ練習をやろうということになりました。我が子も非常にスマッシュでのミスが多かったので、たまに個人練習などをするときにはやっていたことなのですが、少しずつ上達した方法を伝えて一緒にやってみました。

 

 バレーボールでやったことがある練習だったりするのですが、選手の後ろ側からボールを上げてそれを前のコートにスマッシュで打ち込むという練習です。ほかの親御さんはへ????という感じで見ていましたw しかし私は本気でその練習をやっていました。テニスではまず後ろから来たボールを前に打つなどということがないから不思議に思われたのも仕方ないかもしれません。 しかし私の考えでは、「後ろから来たボールをきちんとミートしてとらえることができるならば、前からくるボールのミートはもっともっと簡単なものだ。」という意識をつけたかったのです。

 そんなことしても意味がないという親御さんもいましたが、とりあえずやってみましたら結構みんなできませんwしかしこれがそのまま実践に生きることがあるかどうかは別にして、前からくるボールにスマッシュを合わせることが簡単に感じることができるようになったということは選手たちも感じてくれていました。

 最後に、前からいつものように上がってくるロブをいつものようにスマッシュした際に、ミートする確率がかなり上がっていたという結果になり、テニス経験者の親御さんも最後は妙に納得してくれましたw 後ろからくるボールはしっかりとらえて振らないとちゃんと飛びません。これはいい練習になると信じてやっていた、変な練習です。我が子はこの練習でスマッシュが上達したと言い切ります!!w

 

 

 

 これは一例ですが、変な見方をしているということは間違いなさそうです。あと、選手たちの長所を見つけるのが私は好きですし得意です! 先日もある選手を見て、あの子は試合中の態度が非常に素晴らしい、とその親御さんに伝えたところその親御さんは「喜びも悔しさもあまり出さないから、どっちがポイントになったのかよくわからないときがある!もっと悔しがってほしい!!」とおっしゃっていました。 私にとってはものすごい良いところにしかそれが見えませんでしたw 素晴らしい長所。なかなかそういった試合態度って幼少のころには特にできませんよね? それにプレーもその態度につれて非常に安定しています。タイブレークになっても同じです。それは私にとってはすごいことに見えます。 以前の記事で紹介したように長所に目を向けて、それを伸ばすということをずっと考えてきた結果なのかもしれませんね。。。

 

 

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 私の話ばかりになってしまいました>< というわけで、もしもお子様の練習や試合をみていて悪いところばかり目に入ってきてしまうとか、ほめることなく怒ってばかりになって行き詰ってしまっている親御さんがおられましたら、ぜひ一度私に動画などを送ってみてください。 いつもにはない目線でのお話をさせていただけるかと思います! 個人情報はきっちりと保護させていただいたうえでご返信させていただきます!メールアドレスまでよろしければお送りください。

 

 

 いきなりのちょっと偏った記事になりましたが、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。今年はすべての大会が行われますように。。。 考える人より

♯109 トラやライオンはトレーニングしない

 皆さんこの言葉聞いたことありませんでしょうか。どこからというのはいろいろとあるかと思うのですが、私はあのイチロー選手の言葉としてこの言葉を聞きました。ちょっとだけ掘り下げてみたいと思います。

 ジュニアテニス選手が本気で強くなろうとするときにトレーニングは避けて通ることができない道ですしね!

 

 

 

 「トラやライオンはトレーニングしない」という言葉の裏には、強いやつなのに何もやっていない、とか強いやつは生まれつき強い、とか弱い奴ほどトレーニングしたがるみたいなニュアンスを受ける人も多いかと思います。ここでははやりのウェイトトレーニングについて考えてみます。しかしイチロー選手の言っていたことはこうでした。

 

 

 

 「筋肉は大きく強くすることができても、それを支える腱や関節は鍛えることができない。」という点から、大きな外国人選手に対抗するために筋肉や体自体を大きくするというのは、生まれ持った自分のバランスを崩すことになりケガを誘発するということでした。体をどんどんと大きくしていきやがてけがをしていく日本人選手に対してはなった言葉だと思います。そもそも骨格が違うのに同じサイズを目指しても、同じ結果は得られない。腱や関節耐えられずにケガをするのは当たり前のことだということです。

 

 

 

 イチロー選手はその理論を体現しています。ほかの選手はルーキーイヤーの時と比べるとどんどんと体が大きくなっていっています。有名な選手でもいますね!高卒ルーキーの時にはほっそりしていたのに、最近では筋肉もりもりのマッチョマンみたいな選手がたくさん。

イチロー選手はルーキーイヤーと比べても少し大きくなってるかな?というくらいで同じような体型を維持しています。そしてあまりけがをして休んでいるという印象も残っていません。これ私もこの話を聞いて気が付きました。そういわれるとそうだなって。

 

 

 

 仕事においてもよく言う話ですが、同じところで張り合うということよりも、ほかにはできない特性を生かして違う分野で勝負する企業は成功を収めると。金額が安いということで競争相手が頑張っているところにじゃあこっちはもっと安く!!という競争は不毛で先が見えませんしただの消耗戦になりスタミナ切れしたほうが負けるだけのことになります。体のもともと大きい外国人選手がパワーを売りにしている野球の世界で日本人選手が同じようにパワーで対抗すれば同じく消耗してしまうだけという理論です。私はうなずける理論です。

 

 

 

 イチロー選手は筋力や体のサイズをアップさせてメジャーリーガーに対抗するよりも自分で勝負できる部分を生かしていきました。「大きくするのではなく柔らかく伸びる筋肉を鍛えてその柔軟性やばねによってパワーを引き出す」という方針だったそうです。日本人としてはこれが正解でしょう。そして長らくケガをすることなく長い現役生活を送り、世界一のヒットメーカー、鉄壁強肩の外野手として大成功を収めました。

 

 

 

 ほかにはできないことや、ほかの選手にはない自分の強みを生かして勝負するということが大切だということですね。これジュニアテニス選手にも当てはめてみたい話だと思いました。見本とする選手に近づこうとすべてのことをまねしてやってみるというのは一つの良い方法かもしれません。しかしながら、まったく骨格も人種も身長も違う民族の真似をしても、結局全く同じ人間にはなれません。近づくことはできても。

 

 

 

 もっと体重を増やして、パワーのある選手に対抗したいと考えるジュニアテニス選手も多く存在することと思います。しかしそれが自らの強みを消し去ってしまうようなことにつながる可能性があるのであればそれはよく考えてみたほうが良いと思います。自分の強みを理解して、自分の体を理解して目指す姿を設定したほうが賢明です。

 

 

 

 トレーニングしなくてもトラやライオンのようにもともと力が強い選手は実際にいます。それと同じかそれ以上にならなければ勝てない、というスポーツではテニスはありません。強みを生かしてほかの方向からアプローチして勝つ方法を編み出すことはできます。ほかの選手を見てその選手と同じ特性をそれ以上にしなければならないと短絡的に考えることは危険だと最近思います。身体能力が非常に高い黒人選手など見てそれに対抗して勝たなければというのは無理がありますよね??

 

 

 

 というわけで目指す選手がこうだから、とか目指す位置にいる選手はこれくらいのパワーを持っているとかでトレーニングをむやみに重ねるのはやめたほうが良いと思います。妄信的に目指す選手と同じトレーニングをしていれば追いつくことができるというのは間違いです。よってそれぞれの選手の特性、骨格、サイズや強みなどを考慮して戦略立てて成長を促すことが一番良い方法でしょう。

 

 

 

 むやみにあのフェデラーはこういうトレーニングをしているからやったほうがいい!とか目指す選手の体重は○○キロだからそこまで増やせ!とかいうコーチ結構いますが、それが育てるジュニアに当てはまるとは限りません。なんとか選手の特性や強みを把握してそのジュニアにあった成長ルートをたどれるようわれわれペアレンツがサポートできたら最高ですね。 (なんでも同じ型にはめようとする指導者に最近出会いましていろいろ考えました。)

 

 

 

 

 

 

♯108 このブログを書いている私の特性3

 私の受けた特性検査のようなものの結果を最近つづっております。あまり興味がない分野かと思いますが、もしよかったらご覧ください。

 

 

 私の特徴的な特性3番目の資質は

調和性

 あなたは同意点を求めます。衝突や摩擦から得られるものはないと考えている。よって争いを最小限にとどめようとします。周囲の方が違った意見を持っていると確認すると、少しでも共通点がないかということを探して調和に向かわせようとします。

 あなたはほかの人が声高に目標などを語っているとき、調和という名のものとに喜んで自分の目標を変えることができるでしょう。

 全員同じ船に乗っており、その船をこれから行こうとしているところに到着させる必要があるとあなたは考えています。単に自分が船を揺することができるということを示すために船を揺する必要などないと考えています。

 

 

 

 この特性に関してはなんとなくわかる気がするくらいです。職場では小さい組織の長という立場でもありますので、そういった動きや特性は必要とされている感じがあります。自分を主張して周りの輪が崩れるようなら問う言ったことは絶対にしないと思います。日本人ですねー。

 

 

 ジュニアテニス選手である我が子と接するときももしかしたらこういったところがあるかもしれません。ただ、ガチでスポーツをする世界では勝った者がいる数だけ負けたものがいるという世界なので調和を取ったりすることもできないケースも多いと思いますが。ジュニアテニスペアレンツとしてはこの特性は同じ境遇の親御さんたちとの関係の中ではいかされていそうですが、選手を育てる親としてはそれほど当てはまるところもないのかもしれないと自分では分析しています。

 

 

 ただ私がやっていたバレーボールというスポーツにおいてはこの調和性というのは非常に大事な特性かもしれません。一つのボールを6人でつなぎ、一つのポイント、一つの試合の勝利にむずびつけるということですから、チーム内での争いはないほうが良いです。 まあバレーボールで培われた特性ということなんでしょう、きっと。

♯107 このブログを書いている私の特性2

 このブログを書いている私の特性2番目に挙げられた特性です。

 

最上志向

 私の分析テストの2番目に特徴的な特性は最上志向ということでした。この最上志向を持った人の特徴は以下です。

 

 優秀であること。平均ではなく これが最上志向という特性を持った人の基準となります。平均以下のものを平均まで引き上げるのには大変な努力を要しますがあなたはそこにまったく意味を見出しません。平均以上のものを最高まで高めるのも同じように大きな努力を要しますが、あなたはそちらのほうがはるかに胸躍ります。自分のものか他人のものかにかかわらず最上というものがあなたを魅了します。

 そして強みを見つけると、それを磨き、伸ばし、優秀さへ高めずにはいられません。あなたは見つけた真珠を光り輝くまで磨き続けるのです。

 あなたはあなたを型にはめて弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。それよりももって生まれた天賦の才を最大限に利用したいと考えます。そのほうが楽しく、実りが多いです。

 

 

 

 正直、これは自分自身でも確信が持てます。 当たっています。

僕の人生を象徴するような特性かもしれません。。おそらく我が子にテニスをやらせているのも、そしてピアノや勉強などをさせているのも光るものを感じたからだと思っていますし、やったら絶対に輝くと考えているからです。また自分自身のことを以前中途半端な選手と評しましたが、それもこの特性上仕方ないことなのかもしれません。

 

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 わかりやすいところで、嫌いな食べ物を無理やり食べさせる親御さんたくさんいると思います。悪くないですし、ある意味正しいと思います。そして平均以下のものを平均まで引き上げるということに通ずるとも思います。うちの奥さんもそんな感じですかね。。。 しかし私は「大人にならないとおいしさがわからないんだ」と決めつけて無理やり嫌いなものを食べさせるようなことはしません。 この辺で弱点を克服するようなことについては避けているというのも出ているかもしれません。いや、私は絶対偏ってますねーーー。

 

 

 そしてテニスについてもそういうところあると思います。好きなプレーだけで勝てるんだったらそれでいい、という考えです。 フットワークの練習をするのがつらくて嫌なら、フットワーク使わなくても勝てるテニスをすればいい。サーブとボレーだけで勝てればほかの練習はしなくていいという感じです。 相手がコントロールできない球を打ち続けることができるならそれが一番いい。 偏ってますね。。。。

 

 

 

 何かに取り組み始めた時点で平均以上であることは、改めてこの分析を見て考えると私の中では当たり前の基準になっています。当たっているように思います。 例えばなのですが、うちにはテニスをやっていない兄弟もおります。なぜやっていないのかといいますと、やってみた時点で平均以上の動きや才能が見いだせなかったからです。すぐにほかのことで才能を発揮しましたので他のことをやらせてみました。逆にテニスをやっている子のほうは、運動系では様々な才能を示していましたが、どうもチームプレイには向いてないタイプ。。。 よってテニスになりました。ちびの時に決めつけてかかったそれぞれの才能の見極めについては間違っていなかったと自負しています。

 

 

 そして兄弟たちに何かを始めるときに伝えたことはこれです。

「本気で取り組むなら、日本で一番になれ。」 です。最上志向というのがもろに出ていますね。。。

 

 

 身内にあるスポーツで日本一になった者がおります。家系なのかもしれません。てっぺんを目指すことが好きなのは。

 

 

 こんな感じで私の特性検査の結果をつづっていますが、今までの記事をご覧の方はうんうんと納得できる感じになるかもしれません。 テニスから離れますが、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。 すみません。

♯106 このブログを書いている私の特性1

 これからは非常にご興味を持たれることのない内容になるかもしれませんが、ジュニアをサポートする親としての私がどのような特性を持っているか、それがどのように表れていてどのような影響を及ぼしているかなどについて書いてみたいと思いました。

 私のブログを長く読んでいただいている人はもしかしたら「あ、そういうとこある。」とかって思ってもらえるかもしれません。

 5項目にわたって私の特性をお伝えしたいと思います。ジュニアサポートの何らかのお役に立てば幸いです。

 またこの特性についてはあるテストの結果によるものです。私自身はやはり図星をつかれているという部分がありましたので記事にしようと思いました。

 

 

特性1

成長促進

 私の最大の特徴がこの成長促進ということでした。

 どういうことがといいますと、ほかの人たちが持つ潜在的な能力・可能性を見抜くことができる。私が実際見ている目の前の人は今いるその人を見ているのではなく、その人が秘めている才能や能力をを見ているというところがあるということでした。

 

 人が気づかないような小さな変化や、進歩に目ざとく目をつけてさらにその変化を起こした人が奮い立つような経験ができるような準備をします。そして彼らに成功体験をさせることを計画します。

 

 また私自身の原動力が、そういった人たちの潜在的能力が発揮されつつあるという兆候そのものであり、それが私自身に満足感を与える。そのうち周りの人から心からの助けを求められるようになり同時に私自身に満足感と喜びを与える。

 

 

 

 テストの結果どのようなことが原因でこのような結果になるかという点はブラックボックスとなっていますが、かなり当たっているところはあるのではないかと感じています。プライベートでは受験生とガチジュニアテニスの息子を持ち、職場では長としてまわりのパートナーたちと接しています。心がけているところでもあり、また自分が何を求めて何がうれしいのかということが客観的に書かれていてはっとしました。

 ジュニアテニス選手を育成サポートするにあたってはなかなかいい特徴だなと思い少しうれしい感じでした!

 

 

 

 またサービスのフォームなどわかりやすい点については小さなところでも実際私はすぐに気が付きます。我が子もそれは見られたらすぐわかるという私の特性を理解して、これはこういう風だからこっちに変えた。というように当たり前のように伝えてきます。

 

 

 私も子供のテニスをサポート開始するときは「テニスはわからないが、この子のことはよくわかる。」というスタンスで接してきまして、テニスに関してはホームコーチにお任せという感じでしたが、さすがにここまでテニスを見て、そして撮影した動画を見てということを繰り返してきますと、何がよくて何が悪いか。また何を変えたら結果がどのように変わったかという見方くらいはできるようになっています。そして次にどこを目指していくかということも。

 撮りためた動画の試合数や、以前紹介したテニスの試合のデータについてももう400試合分を超えています。データ分析や動画視聴を通して少しずつ理解を深めてきました。逆に素人のくせに何でもわかってるような感じにならないように気を付けてはいますが。。。

 

 

 ということで私の一番の特性は成長促進でした。これがうまくジュニアテニス選手にとって機能すればよい特性だなと思いうれしくなったので記事にしました。失礼しました。m(__)m

 

 

 

 

♯105 強い選手を見て考えました

 先日素晴らしいワイルドカード獲得をかけたジュニアテニス大会をYouTubeで観ました。完全なテニス素人だった私にもわかる、ものすごく強い女子選手を見ました。わかってしまう人も多いかもしれませんが、ノーシードから優勝した選手です。 今回も偏った内容になるかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

 

 その選手は 自分の強みを完全に把握している と感じました。体もほかの選手に比べてさほど大きいわけでもなく、サーブ・ストロークにおいてもパワーはありません。しかしながら試合は圧倒的に支配し、ほかのジュニアのトップ選手たちが何もできずに負けてしまうという様子を感じました。

 

 

 

 追い込まれたトップ選手たちはきっと1SET目を取られたときに、「このままでは負ける」と感じて今までとは違うプレーを試みたと思います。しかしそれがミスになってしまう…。こうなるともう試合は負けです。現に2SET目は6-1や6-0というようなスコアで勝っています。 ではなぜトップ選手たちはそこまでプレッシャーを感じてしまったのでしょうか。そういった視点でも試合を見ることができました。

 

 

 

 強み①

 「多彩な球種を持っている」

その選手はいろいろなボールを駆使してリズムを変え試合を支配していました。女子のトップジュニアのラリーを想像すると、ひざを曲げて重さの乗ったボールをベースラインでいい音をさせながら打ち込み合うというようなイメージわきませんか?大阪なおみ選手のような…。 しかしスライスを多く混ぜてみたり、急に当てただけのループボールを入れてみたり、そして急にライン際に強打してみたりとその選手は自在に球種を操りミスを誘っていました。

 

 

 強み②

 「自分の弱みを知っている」

おそらくはですが、体格的に劣るその選手は正面から打ち合うということを避けることで自分の得意な展開に持ち込む技術にたけています。がっぷり四つでベースラインで打ち合うというのはその選手が避けたい展開の一つなんだと思います。自分の弱い展開を避けていることで、自分の弱みを出さない展開にしていると思います。

 

 

 強み③

 「抜群のコントロールを持っている」

攻めにかかる時のショットで印象的なのが、バックのダウンザラインです。何度も見たポイントパターンですが、相手フォアの深くにストレートを打ち込み相手選手が届いて返してきたボールをネット際でポコンとボレーで決めるパターンです。攻めにかかる時にミスのリスクが大きくなるのは誰でも一緒ですが、この選手は自信満々にたたいてコーナーに入れてきます。相手選手にとってはきっと「気が付いたらネットに出てきている」という印象が残るようなネットプレーが印象的でした。そして決して強引にぶったたくという印象ではなく、コーナーに狙いすまして流し込むようなイメージです。

 

 

 強み④

 「ネットプレーがうまい」

ほかの選手のように強い球がない分、ポイントするのはネットプレーです。相手を追い込んだストロークが入った時はほぼ100%前に出てきています。そしてなかなかミスをしません。相手選手にとっては相当なプレッシャーでしょう。

 

 

 何というんでしょうか、イメージ的には昔の伊達公子さんのようなプレースタイルになるんでしょうか。ネットプレーもよくやってましたよね伊達選手。

 相手選手がつないで、一息ついてセンターポジションに戻ろうかと思ったら、すぐのタイミングでライジングのショットがコーナーに入ってくる…。何とかそれを返すがネットで待ち構えられていてポコンとイージーなボレーで決められる。。。本当に強い印象が残りました。

 

 

 オーストラリアでの大会どうなるか今から気になります。皆さんも一度よかったら見てください。YouTubeで観れると思います。 私は結構感動してしまいました。 なんとか我が子のプレーにもああいった要素を取り入れることができないか画策してみたいと思います。

 

 

 

♯104 伝える力

 私もいい年になりましたが、改めて伝える力を育てることというのは子供を育てる上で重要なことであると痛感している日々を送っています。

 

 会社組織の中ではプレゼンを行いその出来不出来で将来的に取り組むことのできる仕事も変わってきます。子供においても例えば、好きな人ができた時この伝える力がなければ望む結末には持っていくことはできないでしょう。そしてテニスにおいてもひたむきに努力を続けて、真面目に前向きに少しずつでもすすもうとがんばっている子供も心ないたった一つのsnsの投稿により、実際とは違う人間像が作り上げられてしまうと言う事も今の世の中当たり前に数多く起こる事象です。

 

 本当は適当にサボっているあいつがなんであんないい扱いを?! あんなに一生懸命努力している彼がなぜあんな粗末な扱いしかされないのか!💢 こう言ったことは実際よくありますね?小学生でも目の当たりにしたことがあるかもしれません。おかしいと憤慨するケースです。

 

 よく言う言葉を書いてみます。「その人に対して悪いイメージを持った人は、10人の人に伝えるが、その人に対して良いイメージを持った人は2人にしか伝えない。」

 人の世は悪いことばかりが伝わる世の中です。そう、すごくいいことをしたのにくだらないこと一つでその人の悪いイメージのほうが蔓延します。そういう世界だと思います。テニスの先生に講習を受けたときに、子供ながら「SNSとの付き合い方」という項目がありました。今の世の中はそういうものです。

 

 SNSの付き合い方がよいか悪いか、またはSNSがどういうものなのかを理解しているかどうかというのはその人の人生を左右するかもしれなく来のことになっております。そしてそれくらいの影響力を持っているのがSNSです。気を付けなければなりません。逆にこれをうまく利用することができれば、使わなかった時には絶対にできないような活用をすることもできます。

 私がこのブログを書いていると多い日には何百人という方がこの記事を目にします。しかし私が発信せずに自分の頭の中で考えているだけだとしたら一人も伝わりません。インターネットという環境は強大な力を持っています。諸刃の剣です。うまく使えるかどうかは大きな問題です。

 

 

 もしかしたら私たち親世代よりも子供たち世代のほうがこのSNSなどの活用方法はよく知っているかもしれませんが、マイナスの力が働くことがあるというのはよく教えておかなければならないですね。

 

 近い人で、痛い目を見た人がいます。本当に本当にいい人なんですが。。。

 

このような人が増えないことを祈りつつ、気を付けたいと思います。そして伝える力というものもジュニアには付けていってもらいたいです。

 

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♯103 ボールの軌道

 今日はボールの軌道について感じたことを書きたいと思います。皆様のお子様ジュニア選手はボールの軌道を気にしてプレーしていますか? 私はあまりしていませんでした。。。 

 

 

 私の中ではやはり日本の「砂入り人工芝コート」が影響しているとも考えました。ご存じの通りあまりボールが弾みません。よって日本ではナダル選手のような強力なトップスピンを打つよりも、フラット気味で押していったほうが有効となるサーフェスが多い環境だといえます。しかし海外のジュニア選手たちは基本ハードコートや、クレーコートで試合や練習を行いその中で有効となるショットを見つけて鍛えていきます。そこでメインとなる打ち方がトップスピンということになるのだと思います。 

 

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 また単純素人思考に戻りますが、上記の記事のようにテニスはミスが少ない選手のほうが勝ちやすい特性を持ったスポーツです。 トップスピンと、フラットではどちらがミスが出にくいショットでしょうか? トップスピンです。ネットよりかなり高い位置の弾道でもスピンがかかっていれば弾道が急激に下向きになりコート内に収まります。フラットですと、ネットからあまり上方へ離れた弾道ではすべてアウトになってしまいます。よってネットに近い場所を通さなければならずネットにかかってのミスが必然的に増えます。よほどのコントロールがあればよいのですが。。

 よってトップスピンを打つことがフラット系のボールを打つことよりも負担に感じることがない選手はより勝ちやすいと言うことになります。

 

 

 

 圧倒的な強さで全仏13回目の優勝をしたナダル選手。。。ネットこえたら全部入るような感覚でやってるんじゃないかな💦 あの強烈なトップスピン!グググっと軌道が下がってアウトかと思ったら入る。そしてそのスピンによってバウンド後にさらに加速するようなイメージすら持ってしまう跳ね出し! そしてその軌道を生かしたショートクロス!横にも跳ねる!

 

 

 

 今からでもスピンの習得は必須。我が子にも取り組ませます! 素人考えでもやはりネットにかかってはダメ、オーバーしてアウトしてもダメと言うルールの中でトップスピンの軌道はどう考えても有利ですもんね。 その中で決めに行く時は決めに行くと言う最強テニス🎾目指したいですね〜。

♯102 中途半端な選手

 もう何年も前のお話ですが、タレントの武井壮さんが出演しているテレビだったと思いますが、ご自身の経験をもとにスポーツ選手として頑張る若い人たちをどう見るか?というようなお話をされていました。とても心に残っており、自分にも照らし合わせていろいろと考えさせられたことがありました。私自身はまさに表題の「中途半端な選手」であったと自覚を深めて、我が子に同じ道を歩ませないようにしようと心を決めたものでした。

 

 

 まずは武井壮さんの話をします。彼は知る人ぞ知る陸上十種競技の日本チャンピオンという経歴を持っています。おそらくは日本人トップクラスの身体能力を有していたずば抜けた運動センスの持ち主です。一つの道を極めています。

 

 日本一を決める陸上日本選手権での話です。国内のトップが一堂に集まる国内では最大の陸上大会ということになります。 しかし、、、観客はまばらで100人とかくらいしか確か入らないといっていたと思います。これを出場選手の人数で割るとトップ選手一人につき数人しか観客が来ていないという計算になります。

 武井壮さんはこの事例を取り上げて、スポーツにおける社会的価値はその選手が観客として呼べる数(人数)だといっていました。私にとってはうなずくばかりのお話でした。全くその通りだと思います。

 

 

 よって何かスポーツを極めようと本気でやらせる親御さんは、その先にどんな価値があるのかということをよく理解してやらせなければならない。また、ほどほどに競技として取り組む、いわゆるプロとして職業にするのではないレベルでやるという線引きをしなければならないということです。そうでなければ本気でスポーツに取り組む時間を差し引くと、ほかのことに向けなければならない時間が極端に少なくなってしまうため、成長しなければならない若い時期にスポーツ以外の成長がない大変に偏った人間になるということです。しかもそのスポーツに社会的に価値のないものであれば、武井壮さんのように、日本一になったとして何も得られず一体俺は何をしていたんだという状況に陥る可能性が高いということです。

 

 

 

 ここで私自身の話をします。バレーボールの特待生として高校に進学し、大学も行きました。しかしながらバレーボールにおいてもそのまま全日本クラスとなり就職したり、プロとしての道を歩む選手は本当に一握りです。残念ながらその域まで達していなかった私は、大学生の時に武井壮さんと同じような気持ちを味わうことになります。心の底から、我が子に同じ道を歩ませてはいけないと思うと同時に、必死に前を向いて取り組んできたバレーボールが何にも役に立たないと思った時の喪失感は非常につらいものでした。しかもバレーボールに打ち込んできたここまでの途方もない時間、体力、気持ち、そのほかのことを犠牲にしてきたこと、家族にも大きな経済的負担をかけてきたこと、二度とその時間は取り戻せないなどと感じたこと。取り戻せない、どうしよう。と心から後悔にも似た苦しい気持ちを味わいました。

 私は夢を見たりせず、就職に有利になるという路線で行くべきでした。そうすれば得られるものはあったはずです。私たちの時代は就職氷河期といわれ、多少スポーツで頑張っていたくらいでは思い通りの会社への就職などできない時代でした。。。何も考えずに目の前のバレーに必死に取り組んできて大学でも頑張るぞといっていた結果がこれです。

 

 

 私のブログを購読していただいている方はなんとなく感じておられるかもしれませんが、内容が非常に現実的でシビアだと思います。 きっと私自身が必死にやってきて痛い目にあっているからというところもあるかと思います。子供のテニスに関しても目が出なさそうだと感じたらすぐにでも活動の路線を変えて勉強をたくさんさせるようになると思います。この子の将来のために。。。

 やれるだけやってみろ。納得できるまでやらせる。夢を追いかけることは素晴らしい。努力は必ず報われる。やればできる。これからもっとお前は絶対伸びる。

未来のある夢のある言葉を投げかけ続けて子供を勇気づける親御さんはとても立派だと思います。子供もまっすぐに前を向けるでしょう。しかし私は怖くて上記のような言葉をかけることができません。やれるだけやる前に辞めさせることも考えていますし、納得できる前に辞めさせることもありうるでしょうし、夢を追いかけてあとから後悔するようなことにもなるかもしれません。。。

 

 

 努力を続けていれば結果は後からついてくる このような言葉一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?私自身そのように考えてずっと必死に努力を続ける選手でした。 しかし今私が賛同してしまう話はこちらのほうです。

イチロー氏

 「努力の後に 結果はついてこない。」

 

 

 イチロー選手曰く、努力をしていれば結果は勝手についてくるなどという考え方自体が甘すぎるということです。結果を出すために努力をするのであって、努力していれば結果がついてくるという思考になってしまえば努力すること自体が目的になってしまうという意味合いです。私は身に染みてわかります、この言葉の意味が。

 

 

 私自身は努力を続けてきて、表題の中途半端な選手となり、途方もない努力を続けてきた結果が俺は何も見えてなかった何に向かって頑張っていたんだろうか。。。という気持ちでした。

 

www.kanngaeruhito.com

 

 

 話は戻りますが、例えば日本トップのスポーツ選手の例として錦織選手が試合をするということになったら試合会場には何人の観客が集まるでしょうか。いろいろな条件を加味しても1万人は集めることができるでしょう。これが武井壮さんの言っている、世の中での価値ということになるんだと思います。錦織選手のことなら、海外からも観客を集める可能性も高いですしね。

 

 

 

 もしもほかのすべてを犠牲にしてでもテニスに本気で我が子に取り組ませている親御さん、取り組ませようとしている親御さんがおられましたら、一度ご飯でもご一緒したいです。話はいろいろと尽きない気がします。 私は目指すゴールが見えなくなった時点であからさまに方向転換させる派の親ですが・・・。

 

 

 武井壮さんは確か我が子がスポーツ選手になりたいといったらクリケットをやらせるといっていました。その社会的価値の高さを知っているからということでした。これも心に残っています。

 

 

 私自身のような中途半端なスポーツ選手を増やさないため、また将来受け皿のないところに向かって必死に頑張っている選手が少なくなるための一助にこの記事がなってくれたら幸いです。

 

♯101 3つのスキル

 なかなかコロナの影響が後を引き思い切ったテニスの開催がまだまだという感じのこのご時世皆様いかがお過ごしでしょうか。私も今少し気が抜けております。。。

 

 そんな中テニス素人の私が、子供のテニス選手として育てるときにいろいろ考えたことをこのブログにつづっていますが、3個のスキルに分けて考える方法もとってきました。ご紹介させていただきます。

 

①知識スキル

②技術スキル

③態度スキル

 

 の3つです。何が足りないのか?次は何に取り組むべきなのかということをより具体的にするということには尽力してきました。そのためにもこの三つに分けて考えてやっていくということを実践しています。これからの説明にはポイントを取る時のパターンについてお話したいと思います。

 

 

 

①知識スキル → たとえばこういうポイントの取り方があるということを知っている。というのが知識スキルです。実際やってみて発見したり、またはほかの選手のプレーを見てポイントの取り方を覚えるなどということでこのスキルは上達します。

 

②技術スキル → 上記のポイントの取り方、パターンがあるとします。これを実践において実行できるかどうかということがこの技術スキルです。多くの場合の練習についてはこの技術スキルを上げるために繰り返し繰り返し行うというケースが多いことと思います。

 

③態度スキル → 上記の知識スキルと技術スキルを会得したうえで必要となるのがこの態度スキルと考えています。これは上記のようなポイントを取るパターンのことは知っているしできるという状況の上で、今これを実行するべきかどうかを判断するスキルです。

 

 

 

 強くなるためにはどうしたらよいか。これを考え続けることがジュニア育成の永遠のテーマであることは間違いないかとは思いますが、それをより具体的にして取り組んだほうが効果は大きいはずです。良いプレーを伸ばすことが重要ですが、あそこでこうしていれば!というケースが多々出てくることと思います。①②③を完了したプレーをたくさん持つことも重要です。そして具体的に練習でイメージしてやっていくことを続けなければなりません。では上の実践例を挙げてみます。

 

 

 相手選手のバック側深くへ強烈なフォアを打ち込みます。相手はぎりぎり追いつき浅いボールを返してきました。相手フォア前へのドロップショットの絶好のチャンスです!

というケースがあったとします。

まずは① ここでドロップショットで効果的にポイントするという方法を知っているかどうか?

そして② ここで正確にフォア前にドロップショットを落とすことができる技術があるかどうか?

最後に③ ドロップショットを本当にするべきなのか?もっと他によいポイントの取り方はないだろうか?と一瞬で考えることができるか?

 

 これジョコビッチ選手などは非常に多用するポイントパターンですが、私が思うに強い選手は必ず③まで行っていると思います。常にショットの選択をたくさんの引き出しから引っ張ってきていると感じます。

 しかし多くの選手は②どまりというのが現状かと思います。浅いチャンスボールをよくミスするのを見かけます。

 そしてドロップショット自体をしない選手も存在します。そういった選手はここでドロップショットでポイントをするというパターンを知らないということもあるでしょう。

 

 この三段階で考えて次に取り組むべきことをより具体的にしていくことが成長スピードアップの秘訣となるのではと考えます。ではどのような練習で①②③を習得することができるのか?これも引き続き考えてみます。

 

①はプロ選手の試合を見る などという方法で習得することができるでしょう。知識を得ることですので、素人でもできます。

②は一番大切なことは反復練習だと考えます。主にイメージされるのは球出しなどでしょうか。

③は実戦練習につきます。私が常々一番大切な練習は何か?と考えたときに実戦練習だといいますが、こういったスキルを高めるためにも重要だと考えますし、態度スキルを上げていけば、逆に技術スキルがなくても勝ちにつながるというケースも出てくるのではと考えています。

 

 

 ③の態度スキルをどんどんと上げていく(あそこでこうしておけばよかったというケースを減らしていく)、また②の技術スキルもその質自体を上げていくということが重要です。

 

 

 この3つのスキルでいろいろなことを分類して取り組みを続けてみると、伸びやすいと考えてやっております。大変に偏った方法で我が子を育てているという自覚はありますが、現に目標である日本一まであと一歩というところまで来ています。具体的にこれをこうするということを3つのスキルにあてはめながら実践し、イメージしながら練習するということをやってみてはいかがでしょうか?目に見えて伸びることも増えるかと思います。

 

 

 最後に、、、。私も常々3つのスキルを上げなければと仕事においても人生においても考えております。。。 なかなかうまくいきませんが><

♯99 全米オープンテニス

 いやあ、暑いですね💦ほんと暑い😵 これは本当に暑いです💦💦 こんな時は好きな選手のテニスの試合をクーラーのよくきいた涼しいお部屋で楽しみたいですね。。

 

 

 というわけで全米オープンテニス🎾 出場する選手、しない選手色々と話題になっていますが、トップ選手が出ないのはやはり寂しいですね💦 今回のような感じの時ポイントとかはどうなるんでしょうかね? 

 子供の出る試合でもザザッと強い選手がドローに並ぶ時もあれば、あれれ!?って言うようなドローになってしまって寂しい思いをすることもあります。最近では出ることができる大会も少ないためどの試合のドローを見てもガチの公式戦のような強い選手がドローに並びます。これはこれで面白い🤣! しかしこんな時期にそんな感染リスクを負うことはないと冷静に大会には出ないと言う選手もいたりします。全米オープンテニスのように各選手によって考え方が分かれるんですよね。

 

 

 皆さんはどうですか?先日僕の会社での会議で密になるといけないから、、、また隣の人がマスクを鼻にかけずに話をしていたから、、、という理由で1人だけすごくデスクチェアーを話して遠くで会議に参加していた人がいました。元々ソーシャルディスタンスは取った形で進めていたのですが、、、💦 価値観の問題になってくるかと思いますが人によれば怒りの対象にもなりますし、そういった方はリスクがあるのは全員一緒だと。人によっては当然だと。会議を今すること自体おかしいが会社での取り決めなので仕方なくやっている、という考えの方もいると思います。

 コロナ緊急事態宣言下でも営業を止めることができない業種でもあるので、非常に微妙なところなのですが、、、💦

 

 

 皆様はどうお考えでしょうか?ジュニアテニスにおいての大会参加か不参加かというところにもつながってくると思いました。

 日常生活に比べればテニスほどソーシャルディスタンスの保たれたスポーツはないから大会開催すべき!という方もあれば、何もこんな時期にリスクを負って大会などやるべきではないし感染者が出たらどうするんだ!というのもあるかと思います。

 

 

 私は移動、宿泊といったことがなければ普通にやっていいのではないかな?と思います。県内の大会でもやめたほうがいいと言う意見もありますが、今のテニス協会の対応と同じ感じですねー。 皆様お住まいの地域でのテニス大会開催状況はいかがですか??

 

 

 

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