なかなかコロナの影響が後を引き思い切ったテニスの開催がまだまだという感じのこのご時世皆様いかがお過ごしでしょうか。私も今少し気が抜けております。。。
そんな中テニス素人の私が、子供のテニス選手として育てるときにいろいろ考えたことをこのブログにつづっていますが、3個のスキルに分けて考える方法もとってきました。ご紹介させていただきます。
①知識スキル
②技術スキル
③態度スキル
の3つです。何が足りないのか?次は何に取り組むべきなのかということをより具体的にするということには尽力してきました。そのためにもこの三つに分けて考えてやっていくということを実践しています。これからの説明にはポイントを取る時のパターンについてお話したいと思います。
①知識スキル → たとえばこういうポイントの取り方があるということを知っている。というのが知識スキルです。実際やってみて発見したり、またはほかの選手のプレーを見てポイントの取り方を覚えるなどということでこのスキルは上達します。
②技術スキル → 上記のポイントの取り方、パターンがあるとします。これを実践において実行できるかどうかということがこの技術スキルです。多くの場合の練習についてはこの技術スキルを上げるために繰り返し繰り返し行うというケースが多いことと思います。
③態度スキル → 上記の知識スキルと技術スキルを会得したうえで必要となるのがこの態度スキルと考えています。これは上記のようなポイントを取るパターンのことは知っているしできるという状況の上で、今これを実行するべきかどうかを判断するスキルです。
強くなるためにはどうしたらよいか。これを考え続けることがジュニア育成の永遠のテーマであることは間違いないかとは思いますが、それをより具体的にして取り組んだほうが効果は大きいはずです。良いプレーを伸ばすことが重要ですが、あそこでこうしていれば!というケースが多々出てくることと思います。①②③を完了したプレーをたくさん持つことも重要です。そして具体的に練習でイメージしてやっていくことを続けなければなりません。では上の実践例を挙げてみます。
相手選手のバック側深くへ強烈なフォアを打ち込みます。相手はぎりぎり追いつき浅いボールを返してきました。相手フォア前へのドロップショットの絶好のチャンスです!
というケースがあったとします。
まずは① ここでドロップショットで効果的にポイントするという方法を知っているかどうか?
そして② ここで正確にフォア前にドロップショットを落とすことができる技術があるかどうか?
最後に③ ドロップショットを本当にするべきなのか?もっと他によいポイントの取り方はないだろうか?と一瞬で考えることができるか?
これジョコビッチ選手などは非常に多用するポイントパターンですが、私が思うに強い選手は必ず③まで行っていると思います。常にショットの選択をたくさんの引き出しから引っ張ってきていると感じます。
しかし多くの選手は②どまりというのが現状かと思います。浅いチャンスボールをよくミスするのを見かけます。
そしてドロップショット自体をしない選手も存在します。そういった選手はここでドロップショットでポイントをするというパターンを知らないということもあるでしょう。
この三段階で考えて次に取り組むべきことをより具体的にしていくことが成長スピードアップの秘訣となるのではと考えます。ではどのような練習で①②③を習得することができるのか?これも引き続き考えてみます。
①はプロ選手の試合を見る などという方法で習得することができるでしょう。知識を得ることですので、素人でもできます。
②は一番大切なことは反復練習だと考えます。主にイメージされるのは球出しなどでしょうか。
③は実戦練習につきます。私が常々一番大切な練習は何か?と考えたときに実戦練習だといいますが、こういったスキルを高めるためにも重要だと考えますし、態度スキルを上げていけば、逆に技術スキルがなくても勝ちにつながるというケースも出てくるのではと考えています。
③の態度スキルをどんどんと上げていく(あそこでこうしておけばよかったというケースを減らしていく)、また②の技術スキルもその質自体を上げていくということが重要です。
この3つのスキルでいろいろなことを分類して取り組みを続けてみると、伸びやすいと考えてやっております。大変に偏った方法で我が子を育てているという自覚はありますが、現に目標である日本一まであと一歩というところまで来ています。具体的にこれをこうするということを3つのスキルにあてはめながら実践し、イメージしながら練習するということをやってみてはいかがでしょうか?目に見えて伸びることも増えるかと思います。
最後に、、、。私も常々3つのスキルを上げなければと仕事においても人生においても考えております。。。 なかなかうまくいきませんが><