ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

テニスを頑張った先に何があるのかについて考える ♯30

 頑張っているジュニアテニス選手がいます。ペアレンツとしては生き生きとして頑張っている選手を見るだけでとても楽しく気持ちよく応援したい気持ちになります。勝ったり負けたり一喜一憂したりとても楽しいです。

 

 ただ私は本気で頑張るジュニアに一生懸命テニスに取り組んでその先に何があるのかということを極めて現実的に、メリットもデメリットもしっかり伝えたいと思っています。小さい子供のころからこれを伝えるか、というのは親御さんの価値観によるものが多いところだと思います。しかし高校生にもなると現実に目を向けざるを得ませんし、テニスとの向き合い方自体を考え直さなければならない時期が来ます。何を犠牲にして何を得ようとしているのかということを考えた方がいと思うのです。

 

 楽しいからテニスをやっている。勝つのが楽しいから勝てるように頑張っている。ほとんどの選手がきっかけはこのようなものではないかと思います。しかし本気で自身の青春をかけて取り組むならその先に何があるのかということを理解してやってほしいのです。そしてどこを目指すのかを選手の中でなるべくはっきりさせてやってほしいのです。それによって生まれる選手の成長を期待したいのです。

 

 なかなかこれをきちんと伝えようとおもうペアレンツはいないかもしれないですし、伝えないほうが良いケースももちろんあるかと思います。今回も偏った話ですみません。私も現役時代は具体的な目標も持っていない時期もあり、正直中途半端な感じでスポーツと向き合ってきてしまったという気持ちも残っています。 「本気で取り組むテニスをやめるとき、やり切った、悔いはない。」と心から思ってもらうために伝えたいのです。

 

   一度家族会議をひらいてテニスを頑張っていくことによるメリット、デメリットを書き出すみたいなことをしてもいいかも知れません。現実を一度徹底的に認識、確認するべきだと考えます。高校や大学へテニス推薦で入学することがメリットなのか、プロとして稼ぐ力をつけることがメリットなのか、大好きなテニスに本気で取り組めること自体がメリットなのか、テニスで全国制覇をすることがメリットなのか、またそれらのメリットのために生まれるデメリットは何なのか。ということを極めて現実的に理解を深めておくということです。

 

 以前超有名選手のD選手がジュニア選手に向けてはなった言葉が私は耳に残っています。

 「テニスを本気でやっていると必ずテニスが嫌になる時が来ます。嫌になってしまうまで頑張ってください。」

 おそらく深すぎてテニスが楽しいばっかりのジュニア選手にはどれだけ響いたかはわかりませんが、私はすごく考えさせられました。あの選手のように、世界のトップに君臨していた時にやめてしまったということがあってのその言葉です。 裏返すと嫌になってまで頑張ることはないよ、と言っているようでした。すごくストレートで心に残っています。

 

 これからどんなテニス人生をジュニアテニス選手が送るかはわかりません。ただ様々な可能性、方向というのをより現実的にイメージしていくことにより日々の過ごし方が充実するのではないかと思います。一瞬しかないジュニアテニス選手としての輝きを無駄にせずに過ごしてほしいと思っています。

 

※毎度偏った話ばかりですみません><

 

   

セルフジャッジについて素人が考える ♯29

 テニス独特のルール セルフジャッジについて考えます。(素人目線)

 

 よく話題になるのが「入っているボールをアウトにする」という事柄です。私はもともとこのセルフジャッジというルールには無理があるのではないかと考えていました。審判のいるスポーツでは審判にこっちが有利だ!とアピールするのが当たり前という文化風潮があります。 サッカーで言いますと勝手にすっころんでファウルだー!なぜファールじゃないんだー!!と大きな声でアピールするやつですねw こういうスポーツから入ってきた人はそのくらいはいいだろう、という考えになるのかもしれません。野球で例えますと、ピッチャーが投げてくるボールをストライクかボールかの判定をバッターが判断するようなものです。という想いを巡らせたとき無理ではないのか?と考えたわけです。

 

 ただ「ルール」というものがそれぞれのスポーツには存在します。ルールというものは社会的生活、スポーツをやるために必要不可欠で守らなければならないものです。ルールを大人になってから破ると程度は色々ありますが、罰が与えられます。ルールというものはそういうものです。テニスにはテニス社会としての守らなければならないルールがあります。

 

 テニスのセルフジャッジのルールは「疑わしきは相手の有利な判定にする」というものです。 間違いなくアウトと確認できた場合だけアウトとコールする、もしくはボールとラインの隙間が見えたときにはじめてアウトと判断する(ラインにボールが触れていればIN判定)、というものです。ですので確認ができなかった場合にはすべてのボールがIN判定とする、アウトにすることはできないというルールです。

 

 よってわずかにアウトだと周囲の人間がわかるボールでもINボールと判断してプレイを続行するということはごく自然なこととなります。やっている選手が間違いなくアウトだ、と確認できなかったからです。 しかし入っていると周囲がわかるボールをアウトと判断してプレイを中断することはルール違反となります。なぜならアウトが確認できた場合にだけアウトとコールするというルールだからです。入っているボールを見てアウトと確認することが間違いなくできた、もしくはラインとボールの隙間がコートの外側で見えた、といっているからです。

 

 もしこの判断ができないならセルフジャッジのテニスの試合には出てはいけません。ルールに準じた試合を行うことができないからです。相手の選手が迷惑です。

 

 そして入っているとわかっているのにアウトとジャッジする選手がごくたまにいるようです。おそらくまだルール違反をするということの意味をよく分かっていない選手なのだと思います。やっていることの意味を理解してくれるのを待ちましょう>< もしくは周囲の方でそれを伝えれる方は早めに伝えましょう。恥ずかしいので。。。

 

 もし意味が分かっていながらそのようなルール違反をするような人は、テニスをやめましょう。また社会的な生活をすることも厳しいかもしれません。ルール違反をして得たポイントをとって喜んでいる人は、お店で万引きをして 犯罪を犯して盗んだお菓子がおいしいと喜んでいる人と同じです。相手のポイントをルール違反という卑劣な行為によって盗んでいます。社会的にもテニス的にもスポーツマンシップ的にも不適合者です。そのようなポイントを取って得た勝利に何の価値があるのかわかりません。またそのような選手、その保護者の方々はよく平気な顔をしてテニス会場を歩けるな、、、と思います。恥ずかしくないのでしょうか?? 

 

 テニスも社会もルールを守ることで成り立っています。テニスにはテニスのルールがあります。もしもいろいろなことに気が付いていない選手やペアレンツがいてお話ができるようなら教えてあげてください。 そしてスポーツマンシップを尊重して素晴らしいジュニアテニス選手になってもらえるよう努めましょう。クリーンなジャッジをしている選手が損をするようなスポーツに、テニスを貶めては絶対にいけません。

 

 私の予想ですとあまりにもジャッジがひどいという状況までテニスが落ちたならばおそらくはコートレフェリーなどの判断で出場停止などの処分が下るようになるのではないかと思います。社会のルールを守ることができなかった社会人が刑罰などをあたえられるように、、、  テニスが紳士淑女のスポーツであり続けることを願います。

 

 ※毎度偏ったおはなしですみません>< 素人はこう思う人がいるというくらいで認識していただけると幸いです

これからの時期重要な寒さ対策について考える ♯28

 ジュニアテニス選手は寒い冬の時期にも大切な試合があります。これからの時期の試合を乗り切るために寒さ対策について考えてみたいと思います。

 

 本当に寒い中での試合というのは私も見たことがありますが、なかなか厳しいものがあります。しっかりとウォーミングアップができておらず体が動いてない選手が多くみられます。ケガにもつながりかねない感じもします。

 ただ状況によってはウォーミングアップだけでは事足りないほどの寒さに向き合うこともあります。その時に取りたい対策を考えます。

 

 私は以前スポーツ関係の先生に「アスリートにとって寒いと感じることにいいことは一つもない」ということを教わりました。また寒いと感じること自体がアスリートにとって罪だ、とまで言っておられました。筋肉も縮まり体温が下がることにより体の抵抗力も弱まり、特に大事な試合前だと気をつけなけらばならないと思います。あと大事な大会の時にインフルエンザなどになってしまっては今までの努力が無駄になってしまいかねません。

 その先生によると、じわっと汗が出てきそうなくらいの手前の状態を保つのが良いということです。それがベストとするならばいくら動くといっても動き続けるのはきついので保温効果の高い防寒具を身に着けることも大切でしょう。

 

 1.ベンチコート

 これは布団に入っているほど暖かいです。しかし寒風が吹きすさぶ中ですとこれくらいのものは必要です。うすいウィンドブレーカーやトレーナーのようなものだけでは足りない場合にはこういったものが必要となってくるでしょう。

 

 

 

 

 2.手袋

 ラケットを振り回す動作をするテニス選手はこの手先を温めるグローブも必要だと思います。最近ではスマホ操作が可能なものも出回っていて私は重宝していますw 選手の使うものは暖かいものが良いでしょう。

 

 

 

 3.マフラー、ネックウォーマー

 本格的な寒さ対策にぜひ使いたいです。クールビズが首元をあけるということに対して首元を温めるというのは想像以上に保温効果が高いです。あわせて冷え切ってしまう耳もカバーできるものがおすすめです。

 

 

 

 4.アンダーウェア

 テニスは試合をするときの服装規定が何かとあります。トレーナーのようなものを着て試合をすることは厳しいと思いますのでそのようなときには既定の試合用の服装の下にこういったものを着るのが良いでしょう。

 

 

 

 最後に観戦をされるペアレンツの皆様も十分に防寒対策をしてこれからの季節に備えられることをお勧めします。あまり動かない観戦者は本当に凍えそうになるようなこともあるかと思います。 寒冷地にお住まいの方は当然のように素晴らしい対策をされていることかと思いますが、寒くなってきた暖かい地方の方は是非参考にしてください。

 

トップ選手として戦うための基準について考える ♯27

 素人ペアレンツにとっては非常にありがたいトップ選手として戦うための基準を数字の入ったものも含めてつづりました!! これを目指してジュニア選手たちが頑張るのがいいという指針ですね!

 

 あくまでこれは基準ということです。これがあるうえでどれだけ上積みをできるかという内容です。

 

1.ラリー中にコースを正確に変えることができる

 ミスのリスクなく、相手のフォア、バックにボールを散らすことができるということですね。 なるほど、トップ選手たちは何気なくやってくるプレーですね。

 

 

2.3球連続で相手コートの深くにコントロールすることができる

 これもミスのリスクなく相手コートの深いポイントにボールを打ち込むことができるということですね。 トップ選手たちの息詰まるラリーを見ているとお互いに深いところにコントロールしているため相手にも自分にも攻め込むようなチャンスが訪れない展開が多いと思います。

 

 

3.コートの中でのショットでフィニッシュする力がある

 いわゆる「浅いボール」が来た時に踏み込んでウィナーをとれるようにならなければならないということですね。コートの中に入って十分な構えがあるのに決めれないようではダメということですね。

 

 

4.自分サーブ後の3球目でウィナーをとれるパターンがある

 卓球でいう「3球目攻撃」といやつですねきっと! サーブを打つ方向、球種などからリターンが来たらこれで決めれる、というパターンを持っていなければならないということでしょう。このサーブを打ったらこのリターンが来るだろうというものが必要な気がします。

 

 

5.相手セカンドサーブの時のリターンによる攻撃力がある

 セカンドリターンの時に攻めるリターンが必要だということですね。セカンドサーブリターンの時に何も考えず甘い球を返球しているようではダメということでしょう。

 

 

6.ファーストサーブ確率68%以上

 サーブの質を落とさずにこれだけ入れる必要があるようです。3本に2本入る確率ではダメということですね。1ゲームでセカンドを打つのは2本以内!くらいが目安でしょうか。

 

 

 これもあくまでベースということなのでこの上で何か武器を持つというのが目標ということです。 これだけできればものすごい選手だと思いますが、これを基準として戦っているのがトップ選手ということですね。私もいろいろ忘れないようにしておきたいと思います。

 

ブログ報告させていただきます。  ♯26

   ブログ「ジュニアテニスを考える」にお越しいただき誠にありがとうございます。2018年11月末頃から始めさせていただいた当ブログももう少しで開設1ヶ月となります。訪問してくださった皆様、このようなブログに貴重な時間を割いて訪問してくださりありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

   私は実はブログ超初心者です。わからないところからゼロから調べてはじめてみたところです。非常に初心者感があふれ、見にくいところもあるかと思いますがこれから勉強を重ねてより良い読み物として作っていければと考えています。自分の考えたこと、思ったことをアウトプットすることの重要性を強く認識してはじめたブログですが、やはりどなたかの目に入るものですので少しでも見やすく、少しだけでも役に立つものを書いていけるように努めます。

 

 

 細かいことまで考えだすと何百も記事を書いたとしてもまだまだ書きたりないくらいいくらでも書きたいことはあります。これが名のあるテニスの先生の書いていることであればすごい価値のあるものなんだと思いますが、これは素人が見てでどう思っているかという視点でのブログになっていますのでそちらだけご理解いただければと思っています。そのうえでどんどんアウトプットを進めていこうと思います。

 

 

 私もこれまでに知らなかったのですが、ブログにはアクセス解析という機能が付いております。最初の半年は1日に見て頂ける数が一桁というのが普通というのを知りました。しかしこちらのブログはありがたいことにたくさんの方が見に来てくれています。とてもうれしいです。

f:id:aar26500:20181216141822j:plain

 2018年11月26日に初投稿させていただいてからここまで4500以上のアクセスがあります。ブログを開始してからたった20日、、、一日200以上のアクセスがあるというのは驚きです。この数字を見ると自分のアウトプットだけではなく少しでも見やすいものを、となってしまうわけです>< がんばらないとですね。

 

 

 私もまだもう少しの間現役のジュニアテニス選手ペアレンツです。そのうち卒業する立場ではありますがこれまでの経験や、考えていてアウトプットしていなかったこと、お知らせしたいこと、ペアレンツが知りたいと思っているだろうということをお伝えしていきたいと思います。

 

 

 またいろいろと勉強してよいブログとして少しずつ成長していけるように頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ご訪問下さり本当にありがとうございます

コーナー、ラインギリギリを狙うボールについて考える ♯25

  素人目線ながら感じるのはやはりラインぎりぎりに入るボールは重要な意味を持つという事です。 それがそのままポイントに繋がるウィナーとなることも多いですし、拮抗したラリーがその一本で一気に優位に立つきっかけになったりします。

 

  ここで素人は考えました。そんなに狙って入るもんなのかー?

 

 卓球で例えますとほぼ完全球体のピンポン玉にツルツル🏓のラバーでしかも狭いテーブルでの競技なのでそれこそ数センチ単位で狙うというプレーもできるかと思います。しかしテニスはラケットのガット面はデコボコしていてガットがしなります。ボールもツルツルではなく使うほど毛羽立ってきます。その上15メートル程離れた場所に狙いを定めます。数センチ単位で狙うのは無理でしょう!

 

 では強いジュニアテニス選手の試合を見てみるとどうでしょうか。バンバンコーナーばっかりに打ち込んで相手を圧倒しているかといえばそうではありません。割とライン際よりも内側に打ち込むような球で相手を追い込んでいるように見えます。やはりいかに優秀な選手でもぎりぎりを狙うのはアウトになるというリスクと背中合わせなのだと思います。

 

 強い選手でもミスは怖いですし、ミスが多ければ負けてしまいます。よってミスのリスクが少ない球で勝負を仕掛けるということになるのだと思います。おそらくぎりぎりよりも1mくらいは内側を狙ってコース変更を行っているのではと思います。だからミスが少なくしかも攻め込めるという形になるのだと思います。

 

 ギリギリのラインに触れるようなボールが流れをいい方向に変えるとは思いますが、そればかり狙って1試合通して入れれる選手はなかなかいないでしょう。

 

 強い選手を見てわかるようにギリギリばかり狙っていてはダメなようです。ミスのリスクの少ないある程度内側の球で勝負できる展開に持っていく力をつけなくてはいけないということでしょう。少し内側狙ったのが偶然ぎりぎりにいったというくらいがよいのでしょうきっと!!

 

スポーツマンシップを身につける ♯24

 とあるテニスの先生のお話を聞くことができ、大変勉強になりました。その時勉強させていただいたことを素人ペアレンツの皆様に私が感じたこととしてお伝えできればと思います。参考になれば嬉しいです。

 テニスとはテニス協会の支援や援助を受けられる年齢がほかのスポーツに比べて非常に低いスポーツです。ではなぜそのような支援が受けられるのかについて考える。

 

 テニスファン、スポンサーが何を求めているかについて考えます。 まず世界の舞台で勝利を収めてトップ選手として日本人選手が活躍するのを見てみたい、というのがあると思います。私でも同じ思いをいだきますし、今までなかなか世界のトップに立つことができなかった日本人選手がそこへ向かっているというだけでも心が沸き立ちます。錦織選手、大阪選手などはまさしく日本の代表選手ですね。

 

 そして勝てる選手が育ったのなら、その選手からなにをもらいたいとテニスファン、スポンサーは思っているでしょうか? 自分が成しえることができなかった感動をトップアスリートからもらいたいのです。強いあこがれとともに自分の思いものせてテニスに夢中になります。

 

 なによりテニスファンは テニスというスポーツ自体が大好きです。心の中でテニスというスポーツを大切にしています。

 

 ではテニスファンは、無気力なプレーであったりテニスを大切にしていないような態度をする選手を応援するでしょうか? ルールを無視する、相手選手や審判そしてテニスファンをバカにするようなプレイヤーをテニスファンが見たいと思うでしょうか?そんなテニスファンはいません。 相手を尊重し、ひたむきに感謝の気持ちをもって真摯にファイトする選手を応援したいと思っています。 トップ選手のスポーツマンシップに触れたい、そして感動したいと思っています。

 

 

 ルールを尊重して、対戦相手、また審判の方々にリスペクトのある選手にしかスポーツマンシップは宿りません。それらは本気で取り組むジュニアテニス選手にとって最低限の心得でしょう。なぜ自分がテニスをすることができているのか、支援をしていただけるチャンスをもらえるのか、よく理解をしてテニスをプレイしてほしいです。ルールや対戦相手、運営してくださる協会の方々、応援してくださる方々を尊重しない選手は支援、応援の対象にはならないということです。

 

 

 

 ルール無用のダーティゲームを許してしまった時点でテニスは終わってしまいます。テニスの世界は、選手たちのスポーツマンシップが支えになっているということをジュニアテニス選手として最初の心得として頑張ってほしいです!

 

全国制覇をする選手について考える ♯23

 全国大会を優勝するジュニアテニス選手とはどんな選手なのか? そんなことを考えたことはありませんか。

 

 幸いなことにわたしはそういった選手たちを知る機会がありましたので素人目線ながら感じたことをお伝えしたいと思います。

 

 

 わたしが感じた全国タイトル保持者の共通点は

 

 全員高い人間性を持っているということです。

 

 あいさつをしても話をしても人間的成長が進んでいる子だな、と感じさせられます。そして周りのどの方もその選手のことを悪く言う人はいません。ちびジュニアたちにはとても好かれて親しみがあります。優しいです。

 

 試合中はそれこそ鬼の形相で戦って大声を張り上げるようなことがある選手でも、コートを離れるとすばらしい紳士、淑女となり人気者になります。全国制覇するとやはり人間もできてくるのかな、、、、、などと考えたりしました。

 

 

 おそらくその考えは間違っています。きっと逆です 高い人間性を持っているからこそ全国大会優勝という偉業を成し遂げることができたのだと思います。人間的成長なくしてはテニス選手としての成長はないとテニスの先生方も口をそろえます。そのタイトル保持者たちを見ていると、またその保護者さんたちを見ているとその意味が少しですが分かるような気がします。

 

 

 私もそのような素晴らしいペアレンツに近づけるよう日々考え取り組みたいと思っています。テニスの技術よりも人間性を高めることの方がもしかしたらトップジュニアへの近道かもしれません。そしてその高い人間性は人生においてテニスよりも大きな意味を持つことになるのかもしれません。

 

 子育てについての言葉でとても心に残っているものがあります。

「子供は親がこうなってほしいという子供にはならない、子供は親のような子供になる。」

 ペアレンツがまず高い人間性を持つことからはじめなければなりません。すごい選手のペアレンツはおそらく全員高い人間性を持っていることと思います。 私も未熟です>< これからもいろいろ見習って成長していかなければと思います。

相手との力の差がある試合について考える ♯22

 ジュニアテニス選手の試合を観戦していると、大きく力の差が開いたマッチメイクに行き当たることが多々あります。 その時大きく力が上回っている選手の試合について考えたいと思います。

 

 公式大会などでは第1シードの選手が1回戦を戦う際にこういう場面が訪れます。私はそういう時に第1シードの選手がどのように戦うのかを観察していろいろなことを考えてみました。

 

 当然1回戦で第1シードの選手との対戦を引き当ててしまったノーシードの選手はもう失うものはもうないという気持ちで玉砕覚悟で戦います。もう負けてもともとやれるだけやってやれ という状況になることが多いです。「勝たなければ、ミスしてはいけない」という気持ちから 「どうせ負けるならやれるだけやってやろう」という気持ちに変化が生まれます。この気持ちの変化が大きくパフォーマンスの向上につながる選手がいます。 そういう選手が第1シードの選手を危険にさらします。 試合がもつれたり、もしくは非常に競り合ったり、第1シードが負けるような試合になるのはこういうときです。

 

 しかしながら本当に強い第1シードの選手は一味違います。 強ければ強い選手ほど相手に何もさせずに、相手のペースに合わせることなく自分のプレーをこなし圧倒的なスコアで勝ち上がります。 私が注目したのは 本当に強い選手は相手がどのような選手であろうと自分のプレーができるということです。よく相手のテニスに合わせてしまうもしくは、相手のペースに引き込まれてしまうというのがあります。強い第1シードの選手はすべての選手を自分のペースに引き込みます。そして優勝へと突き進みます。

 

 そしてそこに油断だとかゆるみはありません。ましてやそこで緩んでしまっては対戦相手に失礼です。一発勝負のトーナメント戦で緩みを見せるような選手はなかなか第1シードの選手になることはできないでしょう。

 

 素人の私はこう思います。 本当に強い第1シードの選手になるまでは力では上回っている同じクラスや下のクラスの挑戦を受けるというのも大事な経験だと考えます。同じクラスには負けない、と確信できる強さを得るまでは自分より上のクラスばかりに挑戦するのではなく同じクラスとの試合もやったほうが良いと思います。練習になるから、自分よりも強い選手とやらないと意味がないからと同じクラスのマッチ練習などを回避して勝てない上のクラスの選手とばかり試合するのではなく、それこそ捨て身でやってくる自分よりランキングの下の選手ともある程度はやるべきだと感じています。

 

 いよいよ本当に上のクラスで戦いたい、とおもうときはきっと上の選手たちをポイントで上回った時かなと思います。トップシードで出場した試合で緒戦苦戦するようなケースがある場合はまだまだ、上ばかり見るのは早いと思います。

 

 全国大会へつながるような重要な試合も、6ゲーム1セットマッチというのが当たり前の状況です。思い切りやってきた格下の選手がコーナーに決まるショットを連発してきても、それでも負けないところまではやらなければならないと考えます。負けてもともとで突っ込んでくる格下選手との試合をすることは重要な意味があると思います。

 

 そして決勝まで圧倒的に勝ち上がる第1シードの選手は本当にかっこいいテニス選手だと思います。勝たなければいけない、普通にやれば勝てる、第1シードなんだから優勝するでしょ、という重圧に勝ち続けるというのはなかなか簡単なことではないと思うからです。 捨て身で挑んでくる格下選手に勝ち続けるシード選手はすごいです。

最大の武器について考える ♯21  

 それは自信だと考えます   自分を信じるということですがこれを得るために選手たちは頑張っているのかもしれません。

 

 

 たとえばどうしても勝ちたい試合で追い込まれ負けるかもしれない、という場面を迎えるとします。その時選手たちはどういうプレーをするでしょうか。

 

 ほとんどの選手が 自分の一番自信のあるプレーをしようとします。 

 

 

 追い込まれている場面で勝ちに行っている試合に選択するプレーがその選手の一番自信のあるプレーだと思います。当然それをさせてもらえず負けてしまうことも多いかとは思いますが、きわどい場面でいい意味で頼れる自信のあるプレーを磨くことがとても大切です。

 

 ではどうしたら自信を持つことができるのでしょうか? たくさんの成功体験を積むことが近道ではないでしょうか。今まで勝てなかった選手に勝った、大事な場面でやってみたらものすごくうまくいった、他チームのコーチに今まで気が付かなかったプレーを褒められた、大きな大会で結果を残せた。様々きっかけはあると思いますがきっと失敗体験ではなく成功体験から自信というのは生まれてくるのではないかと思います。

 

 そして、、、、、自信を得たジュニアテニス選手のそのあとの変貌ぶりは目を見張るものがあります!飛躍的に強くなるのも自信を得たときです。失敗体験を強く印象付けるようなミスを責めるような指導は自信をつけさせるという点ではあまりよくないかもしれません。 良かったプレーを褒めて自信をつけさせる!というのがジュニアテニス選手のコーチングの本筋でしょう!

 

 

 苦手を克服するのも大切です。しかし早い成長を促すのであればよいプレーを褒めて自信をつけさせるほうが良いでしょう。見守りましょう。

 

 

強いジュニアテニス選手を分析6 ♯20

 引き続き強いジュニアテニス選手の分析を続けていきたいと思います。どうしても素人目線になってしまうので知りたいお話に内容が沿わないケースも多いと思いますがご容赦ください。

 

 私が思った強いジュニアテニス選手は

  打つまでどちらのコースに打つかがわからない選手です。

ラケットを打つ前に体の後ろに引くのですが、ボールを打つ時まで体でラケットを隠しているというかどっちを狙っているのか素人目線で見てもわかりません><  逆にこっちに打ちそうだなとわかりやすい選手はラケットが前から見てすぐに見えやすいフォームをしていることが多いです。

 

 あと打つコースがわかりにくい選手はストレートに打つ時もクロスに打つ時もいつも同じフォームで打ちます。ドロップショットの時にもぎりぎりまで強い球を打てる構えを維持しています。

 

 逆に弱い選手は あ、 こっち狙ってるな と思う方向にそのまま打ってきます。私が見ていてもわかる選手も多いです。

 

 ジュニアテニス選手に聞いてみますと、全く予測がつかない選手とやるととても疲れるようです。スプリットステップを踏んでボールを見てから動き出すのが基本ですが、それができていないと逆を取られまくって疲れてしまうということです。基本は大切ですね。

 

 ほかのスポーツでもありますが、ストレートに打つふりをしてクロス、とか逆に打つように見せかけて打つ練習をするのもよいかもしれませんね。とくに打つコースがわかりやすい感じになっている選手は! 自分のビデオを見てどんな感じなのか、相手から見てどんな感じになっているのかを理解することができるとまた上達しそうですね☆

心から楽しいことについて考える ♯19

  とある大会会場で本当に心から楽しそうにしているジュニアテニス選手がいました。話を聞いて何がそんなに楽しいのかと聞いてみて、いろいろと考えてみました。

 

 そのジュニアテニス選手が言ったのは、

 

      「同じテニスが大好きな友達が増えるのが楽しい」 

 

と言っていました。学校のお友達とはなかなかできない話ができるというのです。考えてみれば一番大好きなテニスの話を同じ目線で話せるというのはジュニアテニス選手にとっては本当に大切な時間なのかもしれませんね。どこの世界にいっても友達というのは宝物ですね☆

 

 たとえば試合会場にて違うクラブの選手とテニスの話をたっぷりできる、試合前に練習する、というようなことがあるともう朝から遠足気分で楽しくてたまらないとわくわくしてしまうようです。

 

 私たちジュニアテニスペアレンツもそうですね。同じ目線で同じテニスに取り組んでいるペアレンツとの話は自然と弾みますし、聞きたいこと伝えたいことがどんどんと出てきます。私もテニスにかかわっていなかったら触れ合うことが一生なかったはずの価値観や考え方に触れることができて、お友達もできました。年を取るとなかなか新しく友達ができるという環境がなくなってきます。ジュニアテニス選手が届けてくれた新しい出会いに感謝してペアレンツとしても楽しんでいきたいなと思います。

 

 テニスにとりくむジュニアのペアレンツは非常に意識が高く、またそれぞれにしっかりとした考えを持った方が多いと感じます。私自身も刺激にもなりますし勉強になります。お友達と触れ合うというのは生涯を通じて素晴らしく輝く時間だと思います。ジュニアテニス選手とともにお友達を増やしていきたいです。

気になるがわからない! 強いジュニア選手たちはどうやって強くなったのか、どう過ごしているのか? ♯18

  私も強い選手がどういう練習を積み重ねてどういう試合をこなしてつよくなっているのか?という情報がとても欲しかったんです。 そういった強いジュニアテニス選手の親御さんに直接話を聞ければ一番確かな情報が得られます。しかしなかなかそういう機会がないこともあるかと思います。

 一体一日何時間練習しているのか?練習メニュー練習環境はどんな感じか?週末は何をしているのか?親御さんはテニスプレイヤーなのか? などいろいろ知りたかったです。 参考になればと思う情報を提供できればと思いました。

 

 最初にこの限りではないということをご理解いただき以下のことを見てほしいと思います。 こんな感じで強くなった子がいます、という感じでお願いします><

 

 

 1.一日何時間練習しているのか?

 強い選手はほとんどがテニスクラブの選手コースに所属していると思います。 だいたい3時間から4時間くらいではないかと思います。

 

 

 2.練習メニューはどんな内容なのか?

 私の知る限りではクラブによって見たこともないとんでもない練習メニューを組んでいるチームは知りません。おそらくメニュー的にはどこのテニスクラブもそれほど変わらないのではと思います。ショートラリー、ロングラリー、フラットやロブを交えたラリー、スマッシュボレー練習、球出し練習、サービス・リターン練習、ポイント練習などではないかと思います。 トレーニングにはいろいろあるかもしれませんね。 基本は走ることでしょう!

 

 

 3.練習環境はどんな状況なのか?

 私は環境というのはことのほか重要だと考えています。クラブのヘッドコーチの方針、打ち合う練習相手、ジュニアテニス選手の成熟具合、このあたりがマッチしているかどうかは大切だと感じています。 価値観を周囲と共有して、強い選手同士が切磋琢磨してさらに強くなっていくという好循環が必要ではないかと思います。 強くなりたい選手が強い選手と打ち合いたいという理由で強い選手がいるクラブを求めて移籍することがあります。 私的にはこれは 大正解 だと思います。素人考えでいろいろほかに思うところがある人も多いかと思いますが、強い選手と実際に毎日打ち合うのが、強くなるための一番の近道ではないかと思います。錦織選手がそれを求めてアメリカへ渡ったように。

 

 

 4.週末はどのような過ごし方をしているのか?

 私の以前の想像ではきっとテニス選手だったお父さんやお母さんが、練習相手になって特訓をしているのかな? と思っておりました。 確かにそういう選手もいます。ただそれよりも同じ年代のジュニアテニス選手と(もしくは年上と)真剣勝負できる場を求めて試合などに出場することが多いようです。

 また多忙な時期になるとになると様々な合宿や遠征に呼ばれて参加するというケースも増えてきます。試合が続くということもあります。ですので逆に疲れがたまらないようにとしっかりと休息する日として週末を考えているジュニアテニス選手もいます。

 私はやはり人づてで本気で取り組むジュニアテニス選手たちがどうしているのかをお願いして聞いて回りました。地元で開催されている大会ではどの大会に参加するのが良いか? どの大会がどんな感じなのか? などを聞くことができると話が早いし間違いない情報が入ります。 最初のころはネットで探し回って、ネットから情報が得られるところにしか行けなかったですが、おかげさまで今は色々なところからお声がけもいただけますし、レベルにあった練習会などにも参加することができるようになりました。テニスクラブのコーチ陣に聞いてみるのもよいかもしれません。

 

 

 5.お父さん、お母さんはやっぱり元テニスプレイヤーなのか?

 私のイメージですが、5分の3くらいが 元テニス選手(経験者)ですw おそらく5分の2くらいはテニス素人だと思います。

 大丈夫、素人ペアレンツのお子さんでも強い子はいます!

 

 

 まとめます。平日はテニスクラブで3~4時間の練習をこなして、強い選手や近いレベルの選手と毎日打ち合い、週末は真剣勝負できる大会に参加したり練習会に行ったり試合に出場したりもしくは休息しています。

 

 

 ペアレンツたちもお友達をたくさん作って色々実際のおはなしを直接聞いてみるのが一番早いでしょう☆彡 あの子はこうしてる、あそこの子はああしてるなど様々な情報が聞けると思いますしその中からこうやってみようかというのを選んでいけばよいかなと思います。 結局同じ練習、同じ環境にいても同じ選手になるわけではないのでそのジュニアテニス選手にあったスケジュールを組めればよいと思います。(最後身もふたもない事で〆て本当にすみません><)

強いジュニアテニス選手を分析5 ♯17

  引き続き強いジュニアテニス選手を分析していきたいと思います。素人目線ながら実際に強い選手の話を聞いたり試合の映像を研究したりして思ったことです。

 

 ここまでアンフォースドエラー(ミス)が相手選手よりも少ない選手が 勝率実に97%を上げているということ。これを基礎に考えてきました。またこの数字の本当の意味をより深く考えたいと思います。

 

 

 結果から行きます。 強い選手はリスク管理ができている

 

 

 テニスはポイントを取ることによって勝利に近づくことができるゲームです。ではどのようにそのポイントを取っていくか、またいかに相手にポイントを与えないようにするか、これが強い選手と弱い選手との分かれ道であり、強い選手のポイントを取ることへの考え方、アプローチが優れているということになるかと思います。

 

 

 同じ1ポイントを取るということについてどれだけ高い確率で、どれだけ相手にポイントを与える危険を少なく1ポイントをとるか ということを常に考えてプレーしています。思い切って振った球がラインに乗って よっしゃ カモーーン!! という1ポイントを取り喜んでいる弱い選手とは考えていることが違います。テニスは最低でも24ポイントとらないと1セット奪うことができません。3セットマッチであれば48ポイントは最低限必要です。思い切り振り回してラインに乗るようなきわどいショットが1試合を通じて48回も成功するでしょうか?選手によってはその半分以上がアウトとなって相手のポイントになってしまうかもしれません。

 

 例えばサービスラインの内側に来るような緩い大チャンスボールが来たとします。こういうケースで考え方が出るような気がします。

 スマッシュはできない高さのボールであったときに高い打点から決めにかかるでしょう。決めるパターンはたくさんあります。よくこういうボールをミスしてしまう選手って多いですよね。力が入ってしまうのです。

 

 強い選手はよりリスクの少ない、かつ高い確率でポイントをとれるショットを選択します。コーナーぎりぎりを狙う必要はない、特別強い球を打つ必要もない、相手の裏をかくようなトリックショットも必要ない、相手の届かないところに確実に入れればいいというショットを選択します。そして落ち着いています。 よくいませんか??どうやっても決まる場面でやらなくてもいいことをやったり、大慌てしてミスをしてしまう選手、、、。

 

 強い選手はボールがぎりぎりのコーナーに行って決まった時に、あそこまでぎりぎりにする必要があったのだろうか?もっと確実な球にしないとミスになる。もっと内側に確実にはいるボールで勝負しなければ。あんなにぶったたいてリスクを背負う必要はない。こう考えるようです。 同じ1ポイントをとるにもいかにリスクを少なくとるかということを考えているのです。ジュニアテニス選手でも強い球をぶったたいてノータッチで決まるということに大きな喜びを感じる選手も多い中、こういった強い選手は違うことを考えています。

 

 思い切りコーナーを狙って勝負することがダメなことだとは思いません。ポイントポイントでは必要となることもあるかもしれません。しかしこのようなリスクを最低限にする考え方をもってトップ選手になっているジュニアテニス選手がいるということです。まさしく老獪なテニスです。

 

 リスク管理という観点が良く伝わってくる選手ですと、リスクのないファーストサーブは鬼のようなぎりぎりを狙った厳しいサーブを打ってきます。ミスしてもポイントを取られるリスクがないからです。

 

 言葉でどこまで伝わっているかわかりませんが、こういう選手めちゃくちゃ強いです。素人の私から見るともうすでにある程度完成したテニス選手になっていると感じます。これをやれと言ってできるジュニアテニス選手はあまりいないと思います。できないことをできるからつよいんですけどね>< こういう目線でジュニアテニス選手を見れるようになるのは素人の私にはすぐには無理でした。 いろいろと教えていただくというのは本当に見分を広げてくれますね。さらに試合を見るのが楽しみになりました。

 

強いジュニアテニス選手を分析4 ♯16

 再び強いジュニアテニス選手の分析をしていきたいと思います。

 

  なぜ練習通りできないのだろう?  いつもはバンバン入っているのに!  試合に勝つ為に練習してるんじゃないのか? など試合観戦の際に思うテニスペアレンツの方は結構多いのではないでしょうか?

  素人目線ながら今回は印象で、抽象的な話をしてみたいと思います。

 

   具体的なデータがあるわけではないですけど、このタイプの選手は相当強いです。

 

 

   試合で上げてくる選手です

 

 

   テニスの先生から聞きますと試合では 練習でやっていることの半分でも出せればとりあえずよし、70パーセント出せれば上等。練習通りできる選手はほとんどいない、とのこと。なるほどその言葉の意味よくわかります。なぜ入らないんだ?!いつも入るのに!と憤っている選手をとてもよく見かけます。普段の30〜40パーセントしか出せずに負けてしまうというのは決して少なくないパターンでしょう。

 

   ただ、、、、、いるのです。練習の時より明らかにプレーの質が上がる選手が!!常に勝ち負けが付きまとうスポーツの世界では宝物のような素質です。

おそらく選手自身はそのようなことは意識せずにプレーしていると思いますが、そうなってしまっています。

   トップクラスの選手にはこの特性を持った選手が多いのかもしれません。練習をいつもみているわけではないので実際よくわからないですが💦💦

 

 私もプレッシャーのかかる場面ではよくミスをする選手でした>< 競技は違いますがそういう選手の気持ちはよくわかります。 昔のミスタープロ野球のようにプレッシャーを楽しむようなことができたらそれは最高だと思います。凡人にはなかなか難しい境地ですね。しかし特別な選手はそういう場面でこそ力を発揮します。だからこそ特別な結果を出すことができるのでしょう! フルセットのゲームでの勝率が高い錦織選手もこういう選手なのかなと思います。

 

   

 

google.com, pub-3503017721301200, DIRECT, f08c47fec0942fa0