ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

強いジュニアテニス選手を分析5 ♯17

  引き続き強いジュニアテニス選手を分析していきたいと思います。素人目線ながら実際に強い選手の話を聞いたり試合の映像を研究したりして思ったことです。

 

 ここまでアンフォースドエラー(ミス)が相手選手よりも少ない選手が 勝率実に97%を上げているということ。これを基礎に考えてきました。またこの数字の本当の意味をより深く考えたいと思います。

 

 

 結果から行きます。 強い選手はリスク管理ができている

 

 

 テニスはポイントを取ることによって勝利に近づくことができるゲームです。ではどのようにそのポイントを取っていくか、またいかに相手にポイントを与えないようにするか、これが強い選手と弱い選手との分かれ道であり、強い選手のポイントを取ることへの考え方、アプローチが優れているということになるかと思います。

 

 

 同じ1ポイントを取るということについてどれだけ高い確率で、どれだけ相手にポイントを与える危険を少なく1ポイントをとるか ということを常に考えてプレーしています。思い切って振った球がラインに乗って よっしゃ カモーーン!! という1ポイントを取り喜んでいる弱い選手とは考えていることが違います。テニスは最低でも24ポイントとらないと1セット奪うことができません。3セットマッチであれば48ポイントは最低限必要です。思い切り振り回してラインに乗るようなきわどいショットが1試合を通じて48回も成功するでしょうか?選手によってはその半分以上がアウトとなって相手のポイントになってしまうかもしれません。

 

 例えばサービスラインの内側に来るような緩い大チャンスボールが来たとします。こういうケースで考え方が出るような気がします。

 スマッシュはできない高さのボールであったときに高い打点から決めにかかるでしょう。決めるパターンはたくさんあります。よくこういうボールをミスしてしまう選手って多いですよね。力が入ってしまうのです。

 

 強い選手はよりリスクの少ない、かつ高い確率でポイントをとれるショットを選択します。コーナーぎりぎりを狙う必要はない、特別強い球を打つ必要もない、相手の裏をかくようなトリックショットも必要ない、相手の届かないところに確実に入れればいいというショットを選択します。そして落ち着いています。 よくいませんか??どうやっても決まる場面でやらなくてもいいことをやったり、大慌てしてミスをしてしまう選手、、、。

 

 強い選手はボールがぎりぎりのコーナーに行って決まった時に、あそこまでぎりぎりにする必要があったのだろうか?もっと確実な球にしないとミスになる。もっと内側に確実にはいるボールで勝負しなければ。あんなにぶったたいてリスクを背負う必要はない。こう考えるようです。 同じ1ポイントをとるにもいかにリスクを少なくとるかということを考えているのです。ジュニアテニス選手でも強い球をぶったたいてノータッチで決まるということに大きな喜びを感じる選手も多い中、こういった強い選手は違うことを考えています。

 

 思い切りコーナーを狙って勝負することがダメなことだとは思いません。ポイントポイントでは必要となることもあるかもしれません。しかしこのようなリスクを最低限にする考え方をもってトップ選手になっているジュニアテニス選手がいるということです。まさしく老獪なテニスです。

 

 リスク管理という観点が良く伝わってくる選手ですと、リスクのないファーストサーブは鬼のようなぎりぎりを狙った厳しいサーブを打ってきます。ミスしてもポイントを取られるリスクがないからです。

 

 言葉でどこまで伝わっているかわかりませんが、こういう選手めちゃくちゃ強いです。素人の私から見るともうすでにある程度完成したテニス選手になっていると感じます。これをやれと言ってできるジュニアテニス選手はあまりいないと思います。できないことをできるからつよいんですけどね>< こういう目線でジュニアテニス選手を見れるようになるのは素人の私にはすぐには無理でした。 いろいろと教えていただくというのは本当に見分を広げてくれますね。さらに試合を見るのが楽しみになりました。