ジュニアテニス選手は寒い冬の時期にも大切な試合があります。これからの時期の試合を乗り切るために寒さ対策について考えてみたいと思います。
本当に寒い中での試合というのは私も見たことがありますが、なかなか厳しいものがあります。しっかりとウォーミングアップができておらず体が動いてない選手が多くみられます。ケガにもつながりかねない感じもします。
ただ状況によってはウォーミングアップだけでは事足りないほどの寒さに向き合うこともあります。その時に取りたい対策を考えます。
私は以前スポーツ関係の先生に「アスリートにとって寒いと感じることにいいことは一つもない」ということを教わりました。また寒いと感じること自体がアスリートにとって罪だ、とまで言っておられました。筋肉も縮まり体温が下がることにより体の抵抗力も弱まり、特に大事な試合前だと気をつけなけらばならないと思います。あと大事な大会の時にインフルエンザなどになってしまっては今までの努力が無駄になってしまいかねません。
その先生によると、じわっと汗が出てきそうなくらいの手前の状態を保つのが良いということです。それがベストとするならばいくら動くといっても動き続けるのはきついので保温効果の高い防寒具を身に着けることも大切でしょう。
1.ベンチコート
これは布団に入っているほど暖かいです。しかし寒風が吹きすさぶ中ですとこれくらいのものは必要です。うすいウィンドブレーカーやトレーナーのようなものだけでは足りない場合にはこういったものが必要となってくるでしょう。
2.手袋
ラケットを振り回す動作をするテニス選手はこの手先を温めるグローブも必要だと思います。最近ではスマホ操作が可能なものも出回っていて私は重宝していますw 選手の使うものは暖かいものが良いでしょう。
3.マフラー、ネックウォーマー
本格的な寒さ対策にぜひ使いたいです。クールビズが首元をあけるということに対して首元を温めるというのは想像以上に保温効果が高いです。あわせて冷え切ってしまう耳もカバーできるものがおすすめです。
4.アンダーウェア
テニスは試合をするときの服装規定が何かとあります。トレーナーのようなものを着て試合をすることは厳しいと思いますのでそのようなときには既定の試合用の服装の下にこういったものを着るのが良いでしょう。
最後に観戦をされるペアレンツの皆様も十分に防寒対策をしてこれからの季節に備えられることをお勧めします。あまり動かない観戦者は本当に凍えそうになるようなこともあるかと思います。 寒冷地にお住まいの方は当然のように素晴らしい対策をされていることかと思いますが、寒くなってきた暖かい地方の方は是非参考にしてください。