様々なデータを我が子の試合から作成して分析していますが、一つ見つけました。間違いないデータです。
サービスゲーム時にラリー3本目でのポイントが多い。
リターンゲーム時にラリー4本目でのポイントがおおい。
これが勝ってる試合のデータで特徴的なポイントです。ラリーが長くなればあまりどちらかにポイントが偏る傾向は今のところなさそうですが、短いラリー数でポイントをとっている時は流れがいいといつも感じていました。
しかしながら低年齢ジュニアの時はこのような数字ではありませんでした。長ーいラリーを繰り返していましたので、ある程度叩ける力がついてきてから出てきたデータと言えると思います。年齢が上がるにつれてラリーの平均本数はどんどん減ってきています。これはジュニア選手たちほぼ全員に当てはまります。
ラリーの本数が長いところでのポイントが多くなるということ、そして短いところでのポイントが多くなるということ。この違いはなんでしょうか?そうです。年齢が上がってくると勝負のポイントがどんどん早くなります。
そうです!サーブとリターンが勝負を分けるという事です。
当然相手選手のタイプにもよるところがありますが全体的に見てという話になります。
サービスゲーム時の3本目攻撃、リターンゲーム時の4本目攻撃。 これはサーブやリターンで攻めて3本目、4本目でチャンスボールを引き出していることになります。
よって年齢が上がっていくと次のようなことが言えると思います。
勝負のポイントが早く訪れる。 → 3本目、4本目あたりでポイントを決める力が必要になる(もっと早くポイントしても良い) → ファーストサーブ、もしくはリターンでチャンスボールを獲得する必要性が高くなる → 試合に勝つことができる
振り回し練習などでつなぐ力を付けるのも非常に重要なことではありますが、比重で言えば年齢が上がってくるごとに、サーブとリターンの強化の比重を上げていかなければならないと思います。当然ある一定のレベルまで技術の上がっている選手に言えることですが💦
私は元々バレーボール選手でした。力の拮抗したチームとの対戦時はいつも勝負を分けるのはサーブとサーブレシーブの出来不出来でした。プレーの始まる最初のボールコンタクトが悪ければその次のプレーはないと考えると、やはりサーブとリターンは最重要でしょう。
サーブ、リターンを制するものはテニスを制する🎾