とても久しぶりにテニスを見る機会がありました。みんな久しぶりなのかとても楽しそうですし、気分も前向きになっているような気がします。やっぱりスポーツって素晴らしいですね!
と言うわけで、久しぶりに見たからなのかまた新しい気づきがありましたのでアップしたいと思います。いつも見ていたのに何かとても新鮮な目線で見れたから気づいたのかもしれません。その特徴は
強い選手はギリギリ追いついたボールの処理が全員うまい
です。走って追いついてきちんとラケットを振れない状況って良くありますよね。そこです。
ただ当ててなんでもないボールを返すと相手にボレー、スマッシュ、浅くなったところを好きなコースに打たれる、などそのあと厳しい展開が待ち受けています。
強い選手たちはそこでギリギリでも相手コートの深いところを狙います。ロブだろうが、スライスだろうが手段は色々ですが。そしてその時に前に詰められてなかったらまたラリーが最初からやり直しのようにリセットされます。
これです。
きっと相手選手はあれではダメだからもっと厳しく打とう、となるでしょう。そしてミスが増える。また、とった!と思ったポイント、ショットが返ってきて逆に相手のポイントになった時の精神的ストレスは2・3ポイントに相当するかもしれません。
ジュニアの試合ではどんなレベルでも相手選手との力の差がなければこう言ったプレーは頻繁に出てきます。トップ選手であっても相手とのレベルが近ければ多いと思います。粘り強く決まったと思っても返してくる選手は相手から見ると非常に嫌な選手です。良く言う決められる前に相手に一球多く打たせると言うやつですね。トップ選手は必ずこう言う特性を持っています。
ジュニアたちには、なんとか一本返すことの重要性を是非伝えてください。勝負を分けるポイントを得られるきっかけになるかもしれません。
振られてゆるいボールを返してああ、もうダメだ💦ではなく、万が一これをこっちのポイントにしたら、逆転できる。と言う思考に変えれたら最高ですね。