全豪オープンが盛り上がっていますね!日本人選手は錦織選手と大阪選手がともにベスト8に残りました。(いまそのタイミングです) やはり気になりますね、ついに日本人がグランドスラムを制覇することが現実味を帯びてきています。数年前錦織選手が全米オープンで決勝戦まで行ったとき、テニス好きの私の友達が興奮していたことを思い出します。今回もジョコビッチに勝つことができれば可能性はあると思います。
トッププロのガチンコ勝負である全豪オープンを見て、そしてジュニアテニス選手を見て皆様は何を思い、何を感じますでしょうか? またどのポイントを見ていますか?私は素人ながら少しずつ勉強を深めていこうと努力はしていまして、少なくとも昔よりはちょっと違うところを見れるようになってきたと思っています。でもやっぱり素人が素人ですが、、、。
私の注目した試合は ラオニッチ選手VSズベレフ選手の試合です。 以前道具もよくなってきていてネットプレイヤーには厳しい時代なのかもしれないと考えていたこともありましたが、この試合を見てネットプレーいけてるのでは?!と思いました。人と違うところを見ているといわれてしまうと思いますが、私の一番好きなプレーはノータッチエース、次いで好きなのがネットプレーです。試合を見た方はご存知かもしれませんが、この試合ラオニッチ選手がサーブアンドボレー、そしてラリー中のネットプレーを駆使して第4シードのズベレフ選手を圧倒しました。圧倒的なサーブ力と体のサイズも生かしているスタイルだと感じました。
そしてもう1試合注目したのが錦織選手VSカルロビッチ選手の試合です。実に59本のサービスエースをカルロビッチ選手が記録しましたが最後の最後で錦織選手が勝ち切ったという内容の試合でした。これはニュースでも皆さん見たのではないでしょうか。このカルロビッチ選手も211センチの長身を生かしたサーブとネットプレーが中心の選手です。サーブが異次元すぎるというのは素人の私でもよくわかりますが、それでもトップ選手である錦織選手に勝っていてもおかしくない内容でした。ジョコビッチやナダルといった強烈なストローク戦を制している選手がトップを取っている今のテニスですが、こういったサーブとボレーで勝負する選手の生きる道もあるのではないかと感じました。
私はテニスの先生方が前へでろ、攻めろというアドバイスをすることの意味が少しわかってきたような気がしました。ラオニッチ選手もカルロビッチ選手もきっと子供のころからこんなビッグサーブを打っていたわけでもネットプレーで得点していたわけでもないと思います。戦力としてやるようになった時には体が大きくなってきた頃でしょう。これをグランドスラムでの勝利につなげているわけですからきっと小さいころから技術の習得には時間を割いていたことと思われます。 多分ゴールデンエイジなどと呼ばれる10歳ころから。。。
低年齢ジュニアのころはネットプレイで勝ちにそのままつなげるというのは至難です。よってミスをせずにつなげるプレーがうまい選手が勝ちます。しかしグランドスラムの試合での強烈なネットプレーによる強い選手を見るとこれをやらない手はない、などと思ってしまいます。 それにストロークだけでポイントを思うようにとるということの方がよほど至難の業というように感じます。 ネットプレーの練習を小さな時から練習して技術面だけでもあげておく必要があると思います。たとえそれが負けにつながってしまったとしても。。。(なかなかできないことかもしれませんが、、、)
試合でネットプレー中心で勝ち切るというのはジュニア、特に小さい時からというのは難しいでしょうが必ずたくさん練習をして手に感覚を残して技術を習得する必要はあるでしょう。そして体が出来上がった時に思いっきりサーブアンドボレーでリターンの選手に圧力をかけることのできる選手を目指しましょう。特に身長が高い選手は有望です。小さい選手も必ずネットプレーは練習しておいてラリー中にいいタイミングで前に出ることのできる試合勘を養いましょう。必ず生きてくると信じています。
ラリーで思いがけずコーナーぎりぎりにボールがいって相手選手がまともな体勢で返球ができないとわかった瞬間に前へ出てボレーでラリーを終わらせるというプレーは必要不可欠です。それを目の前で弾ませてしまえばまたラリーのやり直し、前へ出ていればその一本でポイントとなっているラリーが前へ出る意識が低いがためにラリーが長引き相手にもポイントチャンスを与えてしまいます。体力的にもロスが生まれます。この差は大きいです。
全豪オープンをみて前向きにネットプレーに取り組んでいきましょう!!
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