よくジュニアテニス選手を見て評価する際に、「この子は伸びそうだ」「この選手は将来性がある」というようなことを聞くことがよくあるかと思います。テニスではど素人ですがスポーツ大好き、他スポーツではがちでやっていた私がおもう、将来性のある選手について考えてみたいと思います。
単純に考えて将来性が高いと一般的に思える特徴をいくつか挙げてみます。私が最も重要と考えることとは別のことになります。
1.体が大きい
2.球が強い
3.攻撃的プレイを目指している
4.手足が長い
5.今現在強い
6.足が速い
7.サーブが強い
上記はとても一般的な見方で、これが違うとは私も思いません。しかし素人はちょっと変わったことを思います。それは下記です。
私が思う将来性の高い選手は体がしなっている選手です。
体がまだできていないジュニアのころに、体の使い方を学習していくわけですが腕力に任せて強いボールを打っている選手には私は将来性を感じません。たとえ強い球が入っていてもです。また体が大きい選手はたしかに将来性を感じますが、肩も下半身もうでも使い方が硬いという印象を与える選手にはこれも将来性を感じません。今現在強い選手だとしても体の使い方が明らかに悪い選手は将来性の高い選手とは思うことができません。
体全体を使って、下半身からラケットの先までしなるように使っている選手には将来性や高いテニスセンスを感じます。ジュニアテニス選手を何人も育て上げたコーチの方々がどのように考えているかは存じませんし、それだけが将来性などとは思ってはいけないとはわかってはおりますが、それでも私は体がしなっている選手がその後大きくはばたく可能性が高い選手だと考えます。サーブの時もストロークの時も地面に触れている脚からの力がすべてラケット面に無駄なく伝わっている選手はきっと伸びてくるでしょう。
錦織選手や西岡選手の小学生時代のプレイを見ましてもやはりパワーがない分体全部の力を使って打ち込んでおり、そのためには筋力だけではなく高い柔軟性や体の高度な使い方が必要となり例外なく体をしならせて使っています。
野球の話になりますが、イチロー選手はメジャーリーグに挑戦し大成功を収めました。その特徴的な要因として「体を大きくする、筋肉を大きくするという手段を捨ててしなやかな体、伸びる柔らかい筋肉によって体を作る」ことによって成功を収めました。骨格的に日本人では屈強なメジャーリーガーの真似をするよりもしなる体を使って結果的にパワーを出すという手段で対抗したといえるでしょう。私が思うに野球よりもテニスのほうがしなりは重要だと考えます。
1.体が大きい
2.球が強い
3.攻撃的プレイを目指している
4.手足が長い
5.今現在強い
6.足が速い
7.サーブが強い
8.体がしなっている
9.次男次女(上に兄弟姉妹がいる)
10.余裕を持っている
こんな選手を試合会場で見つけてみるのもよいのではないでしょうか。私がこの条件に該当する選手を見つけたとするならば将来有望と決めつけてかかるでしょうw毎度ながら偏った内容ですみません。
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