ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

強いジュニアテニス選手を分析9 ♯50

   さらに強いジュニアテニス選手を分析していきたいと思います。素人目線でもわかる範囲です。ミスの少ない方が勝つという分析をしましたが、強い選手の持っているものをまた一つ見つけました。

 

 

強い選手は余裕を持っている  

 

 それは   余裕を持っていること   です。逆に裏返していうと弱い選手は余裕を持っていません。ラリー中、試合中の間の取り方、一つ一つのポイント後の動作、そういったことの中で強さだったり余裕だったりというものを感じます。

 

    強い選手はバックバンドのラリーを続けている中で、虎視眈々と攻め込むチャンスをうかがっているのに対し、弱い選手はそのバックラリーを続けることで精一杯になっています。もっと先のことを考えているという姿勢が余裕を生むのではと思います。またそれぞれのプレーに余裕がありますのでミスをした時も大きく崩れるような事がありません。本当に必死にやったプレーがミスになった時はいかに強い選手でも落胆する様子はうかがえます。余裕を持つことは様々なプレーにおいてメリットをもたらすことと思います。

 

 とても抽象的な表現になりますが、素人の私がわかりやすく感じる特徴です。 ではどうすればこの余裕が身につくのでしょうか。ここが大事です。私が考えるのは試合経験です。試合の経験が多ければ多いほどこの余裕が生まれるというように感じています。余裕をもって試合をしているなという選手を調べましたが、もれなく試合経験キャリアが長い選手ばかりでした。 タイプ的に余裕が感じられないのに強い選手もいますが例外的だと思います。 試合経験をたくさん積んで試合中の余裕を持つこと、これも一つの目標としてやるのもよいかと思います。慌てないということもほぼ同義かもしれません。そしてその先だと思いますが、スコア的に負けていてもこういうプレイをしてれば大丈夫、勝てるという自信をもって試合ができたら最高ですね。

 

 下を向いて背中を丸めてとぼとぼ試合をしている選手に強いというオーラを放っている選手はいません。強い選手はミスをしたとしても堂々としているものです。自信なさげに余裕のないジュニア選手には一度自分の姿をこうだと見せてあげるのもよいのではないかと思います。試合中の自分の試合の態度に気が付かせてあげるのも重要かもしれません。どのような態度で自分が試合をしているか、そしてその様子を変えることによってどのような効果があるかということをジュニア選手に伝えて、余裕を持った強いオーラをまとった選手になれるよう育てましょう。

 

 素人の感想ですが、弱そうな選手は負けて強そうな選手が勝ちます。強そうな選手は慌てることなく余裕を持っています。余裕を持った感じで試合ができれば勝ちにもちがづくと考えます。頑張って試合を重ねてよいオーラを持った強い選手になれるように頑張りましょう。

 

   

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