ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

♯63 全日本ジュニアを見て思ったこと

 灼熱の大阪に行って全日本ジュニアテニス選手権を見に行ってきました。ここでまた素人目線で思ったことをつづりたいと思います。

 

 全日本ジュニアテニス選手権の試合会場のコートはすべてハードコートです。世界基準のサーフェスといえるでしょう。 しかし日本で一番多いサーフェスは砂入り人工芝です。試合する選手の力が近ければおそらくこのハードコートに慣れている選手が勝つことになるでしょう。オムニの選手は苦戦を強いられることと思います。

 今回注目したのは、高い位置で打つボールの処理についてです。これは苦労している選手もたくさんいました。ハードコートはボールがよく弾みます。スピンのかかったボールなどはなおさらです。

 

 

 私がみた高い位置でのボールの処理方法は以下の通りです。

❶高い位置での処理が難しいのでライジングショットで処理をする

❷高い位置での処理ができないのでボールの落ち際まで下がって処理をする

❸ジャンプショットなどによって打ちやすい位置で打つ

❹バックサイドは両手バックハンドならかぶせるように打ち返す

❺高い位置でのスライスショットで処理する

 

 例えば❷の選手がいるとします。この選手は非常に苦戦を強いられます。バックにスピンを打たれたらいったん仕切り直しということになってしまいます。そのすきにネットに詰められてしまうことも多いでしょう。 ほかの方法をできるようにならないとよい展開に持ち込むことは厳しいかと思います。

 

 ❶の方法をとっている選手が一番多かったように思います。全国クラスの選手ですとライジングでの処理は普通にやってきます。もしかするとこのレベルの選手だと必須テクニックにライジングショットが入ってきているかもしれません。 しかもこのショットを高い精度でコントロールしてウィナーにする選手もいます。 さすがです。

 

 ❸❹❺についてはボールの高さによって使い分けると思いますが、ポジションの深さにもかかわってきます。 とくに❺の処理は片手バックハンドの選手に多いです。両手バックハンドの選手は高めのボールもたたくことができるというのも一つの強みかもしれません。

 

 

 逆にプロの選手の試合を見ているとこのボールをしつこく打ってくる選手がいます。スピンを打つ選手はほとんどだと思いますが、思い浮かぶのがナダル選手です。 あの強烈なスピンをバックハンド深くに打たれてしまったらどうしましょう。フェデラー選手のように浅いポジションを保ってライジングで処理するというのが思い浮かびますが、あの深くて強い球を打ち続けられたら、、、、想像するだけで厳しい試合になるような気がします。

 

 海外の選手たちは3Dでラリーを組み立てるという練習をしています。日本では左右に振るような2D的なラリーがうまい選手がいても、高低差をつけて変化をつけるようなラリーをできる選手があまりいないと聞きます。 ヘビースピンのショットで相手を下げてとか、ライジングを打たせてミスを誘うというような作戦も有効で日本のジュニアたちも取り入れるべきだと思います。

 

 海外に行ってテニスの経験を積んだほうがいいという理由の一つにこのボールの弾み方が違うというのとそれを有効に使ってくる外国人選手が多いということがあるようです。さらに外国人選手にはビッグサーバーが多く日本にはあまりいない選手が多いということもあるようです。 少し納得です。外国人選手に勝っていく選手になるためにはこの経験が必要だということですね。

 

 

 高い位置でたたくというプレーがどれほど必要で大切なことかを少しこの大会で感じることができました。 猛暑に耐えることであったりその他のことについてはまた改めて記事を書いてみたいと思います。 失礼しました。