ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

♯85 盛田テニスファンド

 盛田テニスファンド

ジュニアテニスペアレンツの皆様ならば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? あの錦織選手もこの制度による留学からトッププロへと昇りつめた選手です。アメリカIMGアカデミーへの留学費用をいただき、プロ選手への道を留学によって進むことができる制度です。世界で戦うためにはこの制度などを利用して、海外で武者修行をする必要があるというのが今の一般的な見方です。

 

 では一体どのような選手がこの制度の恩恵を受けてプロへの道へ突き進むことができるのでしょうか?私の知りえる情報をお伝えできればと思います。

 

 まず戦績として 全国選抜ジュニア BEST4 以上

         全日本ジュニア  BEST4 以上

 

 この成績がまず第一条件として必要なようです。そして年齢としては12~14歳が最も適切な年齢だといわれています。11歳では早すぎ、15歳以降では遅すぎるという説があります。これも盛田テニスファンドさんの判断になるかと思いますが、そのような感じみたいです。

 

 選考会に参加して将来有望だと認められ人間的にも適していると判断され親の了承も得られること

 

 この選考会の選考基準が非常に厳しいようです。全国大会を複数回制した選手でも簡単に落とされているようです。また渡米した後でも非常に厳しい条件を毎年クリアしなければ支援打ち切りとなり戻ってくるということもあり、やはり毎年条件をクリアしてくれる可能性というのを基準にしているところもあるかと思います。

 

 よって高い将来性というものを認めてもらうことが必要なようです。今現在強いのは当然ですが、この先もっと強くなることをイメージできる選手が選ばれるはずです。楽しいからという理由だけでやっている人はきっとすぐに帰ってくることになるでしょう。

 

 大変厳しい条件ですが、錦織選手や西岡選手はここをクリアし、そして毎年課される条件をすべてクリアしてあのような活躍をしています。前にも述べましたが、ツアーで活躍するようなトップ選手はその存在自体が奇跡ともいえるほどものすごい存在です。その存在になるためにはジュニアのころからずば抜けたものを持ち磨き続けるということが必要なんでしょう。

 

 ここ数年は支援を受けてIMGに留学している選手はいないようです。選考基準に見合う選手がいないという判断ですね。年間何千万円も出すわけですから厳しいのは当たり前の話だとは思いますが、望月選手のように錦織選手に続くような存在があまり出てないというのは少し寂しいですね。頑張れ日本のジュニア選手たち!!!

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