全日本ジュニアテニス選手権を見に行ってきました。 今回の記事では「猛烈な暑さ対策」について 書きたいと思います。
今回の全日本ジュニアテニス選手権ではヒートルールが採用され本来の3SETマッチから最終3SET目を10ポイントのマッチタイブレークに変更することとなりました。これもなにかと勝負の分かれ目になった試合が多かったと聞きました。このような様々な変化を感じたので書いていきたいと思います
❶まず 単純に暑さに対する対策です。
もう世間的にも普通にいきわたっている水分補給についてです。テニスは2ゲームごとに給水をするタイミングがあります。これは非常に重要です。 塩分を含んだスポーツドリンクなど日ごろから自分に合ったものを準備しておき試合中にもこまめに補給する必要がありそうです。
続いてチェンジコートの際にベンチに座りますが、その時に日よけ用の傘が必要です。コートの上だと40度を超えるような暑さになることも珍しくはなく強烈な暑さに見舞われます。そのうえカンカンに照り付ける日光によって更に暑いです。直射日光を避けるだけでも体感的にだいぶん涼しく感じることができます。 せっかくの休憩時間なのに立ってる時よりも暑いなんてことにならないように日傘を使用しましょう。
そしてよく言われる太い血管が流れている部分に氷嚢などを当てて血液の温度を下げることも重要です。体の中の方から冷やすというのはこの血液を冷やすというのが有効のようです。しかし冷やしすぎると逆に体が体温を上げようとしてしまうこともありますので、コートチェンジの時間くらいでほどほどに冷やしましょう。
必ずキャップなど帽子を着用しましょう。まぶしさを軽減するとともに頭部への直射日光を避ける意味で非常に重要です。もしくは頭部を冷やす対策をしておきましょう。
着替えを準備しましょう。汗を大量にかいてしまいべったりと体にくっついてしまうような綿素材のものはこまめに着替えたほうが良いです。汗をかくのは汗が乾くときに発生する気化熱の原理で体を冷やすためです。しかしべったりとしてしまい乾く見込みがないような状況の時はあまり体温は下げることができません。ある程度の汗の量で乾くときに体温を下げるような期待ができな状況では着替えてしまう方が良いです。もしくは速乾性の素材のものが多く出回っておりますがこれも活用したいところです。
❷体調の管理維持についてです
今回の全日本ジュニアテニス選手権でも足がつってしまったりする選手がいました。ハードコートでの激しいフットワークのために発生することもあるかと思いますが、基本的には足がつる時は水分不足の時が多いです。 もっとたくさん水を飲んでおけば、、、、、と思う場面もありました。 のどが渇くと感じる手前に飲みましょう。
❸多く感じる場面がありました ヒートルールについてです
今回初めてのルールだったと思いますが、3SET目10ポイントのタイブレークになったことについて考えます。
普段の3SETマッチですと当たり前のことですが1SETダウンの選手は残りの2SETを勝ち切らないといけません。かなりのプレッシャーがかかり良いプレーをしないと勝てない。と思いがちです。しかし3SET目がタイブレークですと2SET目を取りさえすれば何とかなる、という心理が働くようです。 全部そうというわけではないですが、1SET目を取られた選手が逆転するケースが非常に多かったような気がします。 追いかける選手にとってはとても前向きになれるような環境にあったことは間違いなさそうです。 何よりも2SET目を取ることが重要だった大会だったの野ではと思います。
なお 医者の話によれば今回の大会のような暑さの中では基本的にはスポーツはしてはいけない暑さのようです。 学校の部活などでは練習を注視してくださいなどという放送が流れるそうですが、その値をはるかに超えた状況でした。「はっきり危険」という暑さの中でどうたたかっていくか。、、、、。これについてもよく考えて万全の対策をすることがMUSTのようです。