ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

テニスの先生方が16歳クラスになった時に強い選手になることを目標にしていることについて考える ♯32

 長いタイトルですみません>< ジュニアテニス選手を数多く見てきた有名コーチやテニスクラブのコーチや関係者の方々が ちびっこジュニアのころはいい、16歳以下クラスになった時に勝てる選手になっているかどうかが重要だと口をそろえます。わたくしが知っているだけでも片手以上の先生方を知っております。なぜそこまで同じようなことをテニスの先生方が言うのでしょうか?

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  16歳以下のクラスに入るタイミングは15歳になるタイミングになると思います。上に成長曲線を表す図を示しました。男子も女子も急激に身長などを伸ばす成長期が示されています。男子で最も平均的な成長期は14歳を迎える少し前頃女子ですと12歳を迎える少し前頃ということになるかと思います。

 ご存知の通りで成長期には個人差があります。よって男子でも10歳、11歳ころに劇的に大きくなったりする選手もいれば高校生になってからもぐんぐん身長を伸ばす子もいます。骨格がごつくなってきたり、声変りをしたりというわかりやすい特徴がありますので特に毎日見ている選手でなくてもその判断は容易にできると思います。そして女子は男子よりも約2年ほど体の成熟が早い傾向にあります。各スポーツなどを見てもだいたい低年齢で活躍する選手は女子の方が多いですよね。ですので男子と女子を比較するケースにおいては女子の方が2年ほど仕上がりが早いと考えてよいかと思います。

 

 16歳以下の時というように目標時期を定めるのは、きっと成長期が終わって体ができた時期ということを指しているのではないかと考えます。16歳の時のグラフをご覧ください。もう身長の伸びはわずかしかないというようになっています。体が全員出来てきてテニスの経験値も全員積んできてそのうえでどの位置にいるかということがジュニアテニス選手を育てるコーチの方々の一つの基準だということでしょう。

 

 私の息子の話をしますと、14歳から15歳(中2~3)の時に年間10センチ以上背が伸びておりましたので、この成長曲線と比べますと少しペースが遅めになるかと思います。ですのでピークは16歳、もしくは18歳以下クラスになった時にどうなっているかという方向にシフトしたほうがよいのかもしれません。 なんにしろ基準は人それぞれだと思いますので、上の表は一つの基準として考えてどこで仕上げるかということも考えなければならないでしょう。 また女子の場合ですと仕上がり時期が14歳ころだということになりますので、男子よりも成熟するのは早めにずらして考えるのが良いでしょう。言われてみると、小学生12歳以下クラスの時などは女子の方が球も強いですし、体も大きいということはありがちですね。

 

 

 ジュニアテニス選手が体も心も成長してテニス選手として完成形に近づくのが15歳ころだとしますと、10歳から14歳くらいまではまだまだ体ができてくるまでの準備期間という認識になるということでしょう。よって体が小さいころには苦手であるネットプレーやスマッシュ、細かいいろいろな技術を習得しておくことが重要だということでしょう。 勝ち負け関係なしでそういったプレーへのトライを評価するテニスコーチ陣はとても多く感じます。来たるべき成長期後のテニス選手にとってはそのようなプレーが重要だということが分かっているからです。

 

 私は目の前の勝利に執念を燃やすことはアスリートにとって一番大切なことであり選手である以上ずっと持ち続けてほしいです。 ただテニスの先生方がおっしゃるのはそれだけに縛られてしまってテニスの技術を広げるべき今の時期に縮こまってつなぐプレーばかりしていては将来が見えない選手になってしまうということだと思います。バランスが大切なんでしょうね。

 

 どちらにしても成長期がまだ来ていないころはまだまだ子供テニス。そのあとの姿を思い浮かべて取り組むのがよさそうです。目の前の勝負に一喜一憂するのも素人ペアレンツとしてはとても楽しくのめりこむことができるものですが、それは16歳クラスになった時が良いということでしょう。

 

 とにかく頭の片隅に、16歳クラスになったときにどういう選手になっているかが重要だと置いておくとよいでしょう。またその時期までに思うようなランキングに達していない選手にとってはそこが勝負!!でしょう。