ジュニアテニスペアレンツの皆様 こんにちは!
今日は切り替えて将棋の話です!!
というのはうそです。すみません><
私が最近話題の将棋の天才棋士 藤井七段 を見て思ったことをつづりたいと思います。少なからずジュニアテニスにつながりますのでご安心ください。
ある対局の様子を見ていました。 藤井七段が逆転負けをしたシーンを目にしました。 藤井七段の様子はそれはそれは悔しそうで、局後のインタビューもやめてあげてーーーーーと思ってしまうほど悔しさがぬぐえず今にも泣きだしそうな感じがしました。しかも自分でもきっとわかっていたと思うのですが、その対局では終盤何度も勝ちにする局面があってしかもそれを見逃してしまっていたということがありました。
何かと幼少期のころからのエピソードを報道される藤井七段ですが、印象に残るのが将棋に負けると大泣きしてだれも手が付けられなくなるくらいに暴れるということがありました。そうなんです「超負けず嫌い」すぎるのです。
逆転負けした対局でもその一面が鮮明に画面に映し出されていました。盤に頭がつくくらいにうなだれたり、首をぐるんぐるんとまわしてみたり泣き出しそうに顔を手で覆ってみたりと様々な反応がありました。悔しくて悔しくて仕方なく体をじっと抑えることができないんです。しかも負けが見えてしまった瞬間からです(対局中)。悔しさが精神を支配してしまってもうどうにもならない状態になっているんです。
ご存じの方もおられると思いますが、いつかのグランドスラムの決勝戦でフェデラー選手がナダル選手に敗れてインタビューを受けたときに悔しさが隠し切れずに涙を流して泣いてしまったことがありました。何回も何回もグランドスラムを制し頂点を極め続けているあのフェデラー選手がです。藤井七段の様子はそれを思い出させました。
テニスの試合の後でもコントロールが効かなくなってこのような状態になっている選手見かけませんか?? うちの子もこんな感じでした。。。><
ここからが親としての腕の見せ所だと思います! このくやしさエネルギーを成長につなげることができるかどうかが重要だからです。これを間違った方向に導けば私はルール違反を犯してでも(例えばミスジャッジ、例えばマナー違反)とにかく勝つという方向にも行きかねないですし、嫌になってしまうということも考えられます。これを正しく成長する方向に向けるのです。
結論から言いますと、このように悔しがりのタイプのジュニアは勝負師としての才能にあふれていると私は考えています。必ず伸びます。その方向性を私たち親がまっすぐ伸びる方向に向けてあげればよいのです。私なりに考えたまっすぐに向ける方法があります。
①まず試合後に選手の話をよく聞く
②決して態度が悪いなどと先に言わない、まず受け入れる
③悔しさを共有する(上手く)
④お前には勝負師としての才能がある と伝える
⑤次は勝つ とかではなく より具体的にこれからはこれをこうしようと伝える
暴れたくなるほど悔しい気持ちを否定しないことです。これが重要だと考えます。悔しがることを否定しては選手は勝ちたい気持ちを否定されたことと同じだと感じてしまいます。俺も悔しいぞ、次もあるからまた成長していこう! と伝えたいのです。
藤井総太七段の親御さんがこの超悔しがりの天才をどのように育ててきたのか本当に聞きたいです。なにかセミナーとか親御さん開催されてませんでしょうか?瀬戸市というところまで飛んで行ってでも話を聞きたいと思っています私は。情報お持ちの方お寄せください><
最後に、、、
異常な悔しがりは素晴らしい才能
トップに行く人間の共通する特徴だと思います。悔しがりを親がつぶしてはいけない!