ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

怪我について考える2 ♯56

   優秀な選手が集まる機会に話をいろいろと聞くことができました。たくさんの練習や遠征、試合などを重ねているためどこかしらが故障した、怪我をした、怪我をしているなどの話は多いです。

   以前痛みを感じた時にそれを素直に周囲にうったえることができることが重要であるということを書きました。今回は少し違う方向から考えてみました。

 

 

   今回は主に下半身の怪我について考えてみます。足腰の怪我ですね。以前錦織選手がラケットはどんなものでもある程度できるがシューズがちゃんとしたものでないとテニスはできない、というような発言をしたことがありました。まずはそれほどテニスにとってシューズはは大事なものだと言うことです。

   激しいステップ、フットワークを重ねるうちに下半身の故障が起きてしまうのですが足から(地面から)伝わる衝撃が原因とされます。特にひねったり滑りすぎたりと言うアクシデントがないケースは持続的な負荷が重なることが原因となります。

   ではその足から伝わる衝撃を和らげれば怪我は防げる、と言う理屈でクッションの入った衝撃を感じない靴底のシューズでプレイするとどうなるでしょうか??じつはこれも怪我は無くならないんです。人によってはクッションのあるものの方が故障を多く起こすケースもあります。

 さらにこんな話もあります。人がもし脚から伝わる衝撃がゼロになったらどうなるでしょうか。走ることも飛ぶこともできなくなるそうです。足から伝わる衝撃を脳で感じて初めてそのような動きができる状態にするようです。足裏への衝撃がないと脳がストップをかけてしまうようです。また衝撃が少ないと脳がちゃんとしたバランスをとれなくなりケガにつながるようです。

 

 

 そこで教わったことは、「適切な衝撃を足裏に伝えること」が重要だということでした。いろいろなシューズの研究がおこなわれているようですが、マラソン選手のシューズの靴底は思いのほか薄い作りになっているということです。適切な衝撃を与えることにより体のバランスを取り脳を刺激する。そしてケガをしにくくするということのようです。

 ここまで聞いてもまだどういう理屈なのかがわからないこともありますが、無理に衝撃を和らげることも衝撃を強くすることもよくないということですね。

 

 

 適切な衝撃だとしても強すぎれば結局はけがになるはずです。あまりクッションの入っていない靴を使用して、適切に休みを取るというのが最高の予防かもしれませんね。

 

 

 これはヒールを毎日履いている女性がいろいろなけがをしやすいということにもつながっているそうです。ぺったんこで足裏に適度な衝撃が来る靴を毎日履くことができればそういった女性もあまり腰痛や外反母趾などに悩まずに済むかもしれません。きちんとそういう知識と感覚をもって靴を選ぶのも大切です。次回から気にしてみましょう。

 

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