ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

私が見た強いジュニアテニス選手について考える ♯37

  素人の私が見てもわかりやすく強いと感じた選手について

 

 強いジュニア選手は ミスがなく、深いボールなど相手に攻め込まれないボールを打ち続けることができる選手だと分析してきました。

 

 

 では本当に強い選手(全国上位クラス)はそれだけなのか? 私の見たことのある強い選手の試合ぶりをまとめたいと思います。

 

 

 

 まずミスが少なくラリーを続けられる選手でした。決して体が大きいわけでもなく、ものすごいボールを打ち込んでくる選手ではありませんでした。 しかし、圧倒的な得点パターンを持っている選手でした。何試合か見ることができましたが、なかなか対処できる選手はいませんでした。

 

 

 中ロブを打ちます。相手コートの深くに食い込みハードコートということもあって高く弾みます。相手選手は下がりながらの返球を余儀なくされます。それを見てコート中央あたりまでその選手はポジションを上げます。力無く返ってきた球をドライブボレーで仕留めます。このパターンです。

 

 

 途中で気が付いた相手選手はポジションを下げられてしまっては分が悪いということで中ロブをライジングでさばきにかかります。しかしなかなか良い球の返球は難易度が高くミスも出ます。

 

 

 通常のラリーで追い込むケースがあったとしても追いついたボールを中ロブで返球しその一球を境に形勢が逆転します。これをボレーやスマッシュで行くしかないと前へ出ますがこれも難易度が高くミスが出ます。下がって返球を選択するしかなくなります。

 

 

 

 圧倒的に技術力で差がついていた部分があります。 ドライブボレーでほとんどの球をポイントにつなげていたというところです。 ご存知でしょうか? ドライブボレーという技術は本当に難しいです。この選手は得意なのでしょう。スマッシュも普通のボレーができるボールもすべて回り込んでフォアハンドのドライブボレーにします。きちっと当てるだけでなく、コースも打ち分けてきます。ほんとうに精度が高い。ほかの選手にはなかなかまねができないプレーなんです。

 

 

 

 一つでも素晴らしい技術を持っていれば、それを生かす戦術を磨くことで全国大会でも勝ち上がれます。ダイレクトプレーで相当な技術力の差があったからです。その差を生かせる戦い方をもっていたから勝ち上がれたんだと思います。また、試合で困ったときに選手はどうするでしょう。おそらくは自分が一番得意とするショットで試合を組み立て勝負をすると思います。その選手は見事に苦しい局面も乗り越え勝利しました。

 

 

 

 私が思ったことは 「苦手なプレーを克服しようとするよりも、絶対の自信を持てる得意なショットを磨くことの方が重要なのではないか」 ということです。

 

 

 大変参考になり勉強になった選手でした。今後ジュニアテニスをみるときにこのような得意パターンを持ったプレイヤーを注意深く観察してさらに分析していけたらと思います。 大得意なプレーをジュニアテニス選手に持たせましょう!!!