ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

選手に伝えたい大切な価値観 ♯35

 私がジュニアテニス選手に伝えたいことは

 

 ジュニアテニス選手としてまっすぐ上を向いて頑張れる時間はほんの一瞬しかない

 

ということです。

 

 ジュニア選手というのは18歳までとテニスでは定義されています。10歳からテニスを始めたとしたら たった8年 しかありません。

  私は違う競技の選手でしたが今思いますと純粋に目標に向かって頑張ることができたのは本当にほんの一瞬でした。 周りの環境、体の状況、進路などで左右される頑張り、応援してくれる人がいるのか?など様々な要素が良い意味で重なりはじめてまっすぐ上を向いて頑張ることができます。

 

 大人になり、競技ではないテニスは長く続けることができます。私の経験談ですが、一度てっぺんを目指して本気で取り組んできたスポーツを遊びの範疇で本当に心から楽しむことができるでしょうか? 私はやるなら本気でやりたい、という方向にどうしてもなってしまいました。これに関しては個人差が大きいかもしれませんが><

 本気で心からムキになって取り組めていた時間は今思うと私にとっては 宝物のような時間でした。

 

 わからないとおもいます。伝わらないと思います。しかし私はこれを根気強く伝え続けたいと頑固に思っています。

 

 一瞬で終わってしまうかもしれない宝物のような時間を無駄にしてはいけない。 

 

 この先いくらでも時間もチャンスもあるから、今日はだめでもいいから次頑張ろう。こういう風に考えることもあるかもしれません。しかしこれを考えていいのは 目の前のチャンスを必死に追いかけて、決死の覚悟で挑んでいる選手だと思います。

 

 頑張りたくても頑張ることができなくなる選手は多いのです。予期せぬけが、予期せぬ家庭環境の変化などで夢を中断しなくてはいけない選手もたくさんいます。大人になり自立すれば生活するために仕事をしなければなりません。場合によってはテニスをする時間が取れなくなることもあるでしょう。

 

 

 やれるうちにやっておきなさいよ  とジュニアテニス選手に伝えたいです。

 

 

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