ジュニアテニスを考える

ジュニアテニスプレイヤーを応援する 素人目線で思ったことをつづります

♯91 ケガについて3

 今回はジュニア選手のけがについて書きたいと思います。

 

ある機会にてトップジュニア選手の親御さんとお話しすることができました。練習会の会場にてのお話だったのですが、うちの子のプレーも見てもらいどんな感じでしょうかと聞いてみました。

 そのトップ選手の親御さんはプレーを見て

 

「どこか大きなけがとかはないですか? 今までケガで練習できなかった期間とかはないですか?」

 

 などケガのことについて多くの質問をされました。今のところ気を付けていることもあって練習ができなくなるような大きなけがはないのですが、それを聞きトップ選手の親御さんは「それは何よりです。」とのことでした。

 実際そのトップ選手がケガによって練習ができない期間もあったことも私は知っているのですが、それだけ選手を育てる際に大きな弊害になっているのがケガだということがよく伝わってきました。

 フットワークや、サーブ、ストロークなどに何かとアドバイスいただけるのでは?という期待もしていたのですがその辺は無し! うちの子の将来などを考えてケガだけはしないようにという趣旨のお話でした。

 

 

 レベルが上がってトップクラスでできる選手になるということが第一段階だとは思いますが、トップに行くということはおそらく同時に体にも大きな負担がかかるということだと思いますし、さらに過酷なスケジュールを強いられるようなことも多いです。ほかの選手たちとは体の使い方も、プレーの一つ一つの厳しさも違いますので当然です。よってレベルが上がっていくと同時にケガのリスクも高まっていくということのようです。プロ選手たちはケガの恐怖と常に隣り合わせでしょう。

 

 

 その中で私たちジュニアの親ができることは何か?

 

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 私も常々いろいろと考えてきました。私は我が子には「少しでも違和感を感じてやばそうだなと感じたときは迷わず試合をやめていい。」と言っています。結局は自分で判断することになりますしどこがどのようにおかしいのかは選手自身にしかわかりません。これを判断する訓練は今のうちからしておいたほうがいいという考えです。

 大きな大会の地域大会決勝であっさりと棄権してしまったときはすこしだけ「も、もうちょっと頑張ってみない??」 みたいなことを思ったことがありますが、それは秘密です。。。

 

 

 ジョコビッチ選手が大いに参考になると思い、私は今研究しています。ヨガを行い練習前の入念なウォームアップ、ストレッチ、そして練習後にも入念なストレッチ。世界のアスリートの中でもベストコンディションを保つことには注目されている選手です。疲れを体に残さない工夫、そして高い柔軟性を保つ多大な努力、世界を超ハードスケジュールで回っているにもかかわらず勝ち続けるメンタルの保持、参考にしなければなりません。情報をまたキャッチして今後に生かしていきたいと思います。

 

 

 現在は体の柔軟性を保つトレーニングジムに通い、ストレッチメニューを独自にこなしていくことで予防しています。今のところ大きなけがはないというところである程度の成果は上がっていると思います。目に見えるところで成果が表れないというのもこのけが予防という大事なことの難しいところですね。

 

 

 このコロナ休み明け、実はとても心配です。ケガをしないように、無理をしないようにとうちの子には伝えていますが、どうなるか。。。

 

 

 

 

♯90 私が素晴らしいと思っているコーチ

 ジュニアがスクールに通う際、最も濃密な時間を過ごすことになるのがスクールコーチでしょう。当然ジュニアテニスについて考える時重要なファクターとなります。今回は私が素晴らしいと思うコーチについてお話ししたいです。

 

 

 まず全体としてのお話です。勘違いをされる親御さんも結構いると感じるのでお伝えします。

 100人生徒がいて100人全員にとって最高のコーチと言うのは絶対にいません

 合う合わないがあると言うことです。コーチが悪いからスクールを変わる、あっちのコーチが良さそうだからスクール変えると言う話は良く聞きますが、実際変わった先でどうなっているでしょう?劇的に良くなり強くなったとか本当に変わって良かった!と聞こえてくるのはわずかだなと感じます。何を基準に善し悪しを決めるのかをなるべく明確にしておかないといけないですね。

 

 

 そして私が良いと思うコーチは、

長所を徹底的に伸ばしてくれるコーチです。

 人は物事を教えるときなどは特に、欠点にすぐに目がいってしまいがちです。お子様のテニスを見ていてもなんだあの打ち方?!とか、あそこでネットに出るとかありえん!!とかあのミスさえなければ!と言うように最初に欠点から目に入ってきませんか?テニスコーチも同じだそうです。ですが、そこでどのような指導をするかが重要です。欠点ばかりにフォーカスしてしまうコーチもいますが、そこに少し目を瞑り、良いプレーを伸ばそうとするコーチがジュニア選手にとっては良いのです。

 

 

 ジュニアの時は顕著だと思いますが、あそこのチームの子はみんなプレーが似てるって感じることはありませんか?おそらくそう言うチームのコーチはご自分の持つ理想の形に選手を持っていく方向のコーチです。少なからず各スクールで色が出てくるかと思います。そして欠点を直していく方向性で指導していると思います。安定して強い選手が多い傾向があるかもしれません。

 しかし逆に特徴的なプレースタイルを持った選手が多いスクールもあります。おそらくはその選手の得意技を伸ばしてやろうと言う方向性なんではないかと思います。この子はこれで勝負、この子はあれが得意だからあれを中心にやっていく、など指導方針が一人一人違うことを感じさせます。私が良いと思うのは後者です。そう言ったスクールでは楽しそうに試合をしているイメージがあります。

 

 

 欠点を直そうとするコーチよりも長所を伸ばそうとするコーチのほうがなぜ良いと考えるのかは何といっても「ジュニア選手が前向きになりやすい」からです。ジュニア選手は無限の可能性を秘めています。前向きになりやすいということは上達しやすいことにそのままつながると思います。試合で勝利を収めるためには欠点を修正したほうが手っ取り早いというケースも多いかと思います。しかし子供が後ろ向きになりやすいということも考えられます。ですのである程度までは得意なプレーを伸ばし、これで私は戦う!これができれば勝てるという武器を持たせてやったほうがよいのではないかと思います。それに大事な試合で直さなければならない欠点といわれるミスをしたときに、やってしまった・・・とショックを受けることも考えられますが、あまり欠点を指摘されてない選手はケロッとしているかもしれません。

 

 

 私たち親の目線でも同じことは言えると思います、欠点よりも長所に目が行くようなサポートの仕方をしたほうが良いです。強いジュニアの親御さんはお子さんの試合中はぶつぶつ文句を言っていることもありますが、子供に直接アドバイスするときは口をついて出た言葉をそのままいうようなことはありません。やはり良かったプレーについて話をしたりします。これたぶんとても大事です。

 

 

 私も職場では若い人間の教育をするようなことがありますが、自分を肯定できない人はやめていきます。自己肯定を持てるようにするために自信を持たせて得意なことを伸ばしていくということが必要です。ダメなところばかりに目が行って話すことはミスのことばかりというのでは人間前に進めません。子供も同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♯89 ジュニアテニス Q&A③

 さらにQ&A重ねていきたいと思います! 少しでもお役に立てればうれしく思います。

 

 

Q11 ジュニアテニス選手の中でラケットのガットにステンシルマークが入っている選手がいますがあれはどういうことですか?

 

 ラケットのメーカーさんにサポートを受けているということになります。どういったサポートなのかはそれぞれですが、ジュニアは絶対に金品をいただいたりということはダメなので、「契約している」ということではありません。モニターとして安くラケットなどを購入できたりするというものだと思います。全国大会などに行きますとほとんどの選手のラケットにマークが入っていますね。子供たちの一つのあこがれかもしれません。一つの目安としては、地域の公認大会(関東予選や関西予選など)で上位の成績を収めると自然に声がかかるという感じだと思います。

 

 

Q12 セルフジャッジというルールはこのままずっと同じままでしょうか?あのルールはいろいろと問題が起こるし嫌なんですが。。。

 

 おそらくは変わることはありません。世界大会でもセルフジャッジで普通に行われている大会はたくさんあります。選手自身のマナーにかかっているというのが現状だと思います。大きな大会になれば審判が付くこともありますが、審判も全然ダメな審判がたくさんいることも知っています。ちゃんとした審判でなければセルフジャッジでもよいかなと思っています。

 

 

Q13 ジュニアテニスのトップ選手の特徴を教えてください。

 

 まず第一に思いますのは、親御さんが熱心な方がおおいと感じるということです。親御さんが試合も練習も一度も見に来ないトップ選手は見たことがありません。あととても人間性の高い子供が多いですね。共通していると思います。

 

 

Q14 ジュニアテニスで強いクラブはどこですか?

 

 とりあえずどの地方かということもありますが、全国大会の結果などがテニス協会のホームページに掲載されていますので、やはりそこにたくさんの選手を出場させているクラブがそういった強いクラブになるかと思います。一度ぜひ見てみてください。もしくはお住まいの地域のテニス協会などのホームページにも地域大会の結果が掲載されています、それも参考になるかと思います。

 

 

Q15 テニスはお金もかかるし、見切りをつけるタイミングも考えています。どのようなことで見切りをつけたらよいでしょうか?

 

 まずは目指す目標を明確に設定しましょう! 目標を途中で変更することもOKです!その目標に向かうことが難しくなった時が見切りをつけるタイミングだと思います。私もそう考えて子供のテニスを見ていますし、いつまでもグランドスラムで優勝するといい続けることもできませんし。。。 とにかく自分でやり切ったと思えるタイミングを見つけて決断することが大切だと思います。楽しくテニスをするならずっと続けていってほしいですしね!

 

 

 

 テニスを続けるということを念頭に置くと中学進学、高校進学、その次と決断の時はいくつかやってくると思います。硬式テニス部がある小学校はあまりないため、まず中学進学の時に硬式テニス部があるところを選択肢に入れるということがあり、もしくはテニス部のない学校に行きテニススクールに通う方法もありますし、実際学校での成績なども関係してきます。そして高校進学の際にもまた選択を迫られます。大学進学の時も同じです。

 超トップ選手は海外へテニス留学というのがいまの選択肢のようですが、海外へ行かないと強くなれないという感じになってしまっているのは一般サラリーマンには夢がない話です。支援を受けて留学するようなすごい選手になるしかないですね。。。 しかし日本で強くなって海外選手にも勝てる選手になるということも今後やっていってくれる選手が出てこないか期待したいと思っています。

 どのタイミングでどの方向へ舵を切るかというのは親としては非常に大切なかじ取りではないかと考えています。やれるだけやって燃え尽きて何かを得た後にテニスを引退という形にしてもらえたらうれしいなと思っています。

 

 必死にやり遂げたことは今後の人生にとって大きな糧となります。そういう形に持っていくことができたら親としては最高だと考えます。

♯88 ジュニアテニス Q&A②

 ジュニアテニスQ&A 第2回目です。

うちの子がテニスを始めるというときにこのような記事がないかと探したものでした。そういった方々に役に立つことを書くことができればうれしく思います。では行きます。

 

 

Q6 ジュニアテニスをさせている親御さんはお金持ちが多い印象です。貧乏なうちでも大丈夫でしょうか?

 

 実際うちは平均的なサラリーマンですが、何とかなっているという印象です。でも楽ではありません>< 子供が小学生の高学年のころから全国大会に顔を出すようになってからは実際油断できない感じです。。。 部活などほかのスポーツに比べればお金はがっつりかかります。よってお金持ちのおうちのお子さんはほかのスポーツに比べれば格段に多いと思います。。 海外遠征にバンバン行かせるようなご家庭はごく限られていると思いますので、何とかなると思います!!(5人兄弟全員やらせるとなればちょっときついかもですが。。。)

 

 

Q7 強くなるためにはほかの選手よりも良い練習環境が必要だと思いますが、どんなことをさせたらよいでしょうか?

 

 一番大切だと思うことは、テニスの試合で勝利を収める、またテニスが上達するということに対する価値観を親子で一致させることだと思います。どっちかの熱が冷めてもいけないですし、どっちかが燃え上がりすぎてもいけません。親も子もテニスに対する情熱やそれに対する価値観を大きく持っていられることは上達への大事な要素かと思います。あとはできる限りの試合経験をさせることや、強い子がいるクラブに入ることも重要かもしれません。

 

 

Q8 コロナ対策中はどんな過ごし方をしていればよいでしょうか?自発的にトレーニングなどすればよいでしょうか?

 

 今回はいい経験と割り切って、トレーニングなどをしなくても全然いいという感じで過ごしていました。テニスをできることが幸せなことなんだと少しでも身に沁みたらそれでいいと思っています。かなり体も技術も心も落ちて行ってしまっているかもしれませんが、仕方がないと割り切ってできることだけやってもらっています。テニスができるようになった時を楽しみにして。

 

 

Q9 ラケットやシューズなどはどのメーカーのものを使うのがよいでしょうか?

 

 どこのものでもよいと思います!! ジュニア選手の気に入ったもので、ぜひ!

 

 

Q10 うちの子は背が低く心配です。小さい子でもテニスはやっていけますでしょうか?

 

 まったく問題ありません! 現に日本のトップ選手たちはどちらかというと身長的には小さめの方のほうが多いかと思います。あるトレーナーさんに聞きましたが、日本人の特性ですと、どうしても小さい選手のほうが運動能力は高くなりがちです。脳から腕先足先まで信号を送る際に、身長が大きい人だとその精度が落ちてしまう傾向が強いらしいんです。ですので大きな選手はそれなりに努力が必要でしょうが、小さい選手はおそらくそのあたりの心配はありません。日本人の大きい人はなんとなく動きが悪い印象ありますもんね。。

 

 

 以上です! 読んで頂きありがとうございました😊

 

 

 

 

♯87 強いジュニアの特徴

 とても久しぶりにテニスを見る機会がありました。みんな久しぶりなのかとても楽しそうですし、気分も前向きになっているような気がします。やっぱりスポーツって素晴らしいですね!

 

 

 と言うわけで、久しぶりに見たからなのかまた新しい気づきがありましたのでアップしたいと思います。いつも見ていたのに何かとても新鮮な目線で見れたから気づいたのかもしれません。その特徴は

 強い選手はギリギリ追いついたボールの処理が全員うまい

です。走って追いついてきちんとラケットを振れない状況って良くありますよね。そこです。

 

 

 ただ当ててなんでもないボールを返すと相手にボレー、スマッシュ、浅くなったところを好きなコースに打たれる、などそのあと厳しい展開が待ち受けています。

 強い選手たちはそこでギリギリでも相手コートの深いところを狙います。ロブだろうが、スライスだろうが手段は色々ですが。そしてその時に前に詰められてなかったらまたラリーが最初からやり直しのようにリセットされます。

 

 これです。

きっと相手選手はあれではダメだからもっと厳しく打とう、となるでしょう。そしてミスが増える。また、とった!と思ったポイント、ショットが返ってきて逆に相手のポイントになった時の精神的ストレスは2・3ポイントに相当するかもしれません。

 

 ジュニアの試合ではどんなレベルでも相手選手との力の差がなければこう言ったプレーは頻繁に出てきます。トップ選手であっても相手とのレベルが近ければ多いと思います。粘り強く決まったと思っても返してくる選手は相手から見ると非常に嫌な選手です。良く言う決められる前に相手に一球多く打たせると言うやつですね。トップ選手は必ずこう言う特性を持っています。

 

 ジュニアたちには、なんとか一本返すことの重要性を是非伝えてください。勝負を分けるポイントを得られるきっかけになるかもしれません。

 振られてゆるいボールを返してああ、もうダメだ💦ではなく、万が一これをこっちのポイントにしたら、逆転できる。と言う思考に変えれたら最高ですね。

♯86 今学んでおくべきこと

 テニスをできない今の世の中をお過ごしのジュニアテニス選手の皆様へ

 

 たくさんの方々が感染症によってなくなっている今の世の中をどのように感じておられますか?毎日ネガティブなニュースばかりが飛び交い暗い気持ちにもなりがちです。しかし、悪い意味ではなくこの状況を将来への糧としなければなりません。前向きにやっていきましょう、ということです。

 

 超前向きに今回のことをとらえれば、今までのどんな方も経験できなかったことを経験できているということにもなります。これを生かしましょう、将来に!

 私が年長者の方からよく聞かされていてまだよくわかっていないことがあります。その聞かされていたこととは

 

 

 「病気にならないと、健康のありがたみはわからない。」

 

 

 ということです。ありがたいことにまだ大きな病気にはかかっておりませんが、やはり本当のこの言葉の意味は私はわかっていないと思います。

 

 

 私は常々テニスをできていること自体に感謝の気持ちをもっていなければならない、やりたくてもやれない人は世の中にはたくさんいる。とジュニアテニス選手には伝えています。これを実感するチャンスが来ているかもしれません。

 

「テニスができない状況にならないと、テニスをできていることのありがたみはわからない。」

 

 と言い換えてみることもできるかもしれません。これから長くテニスと向き合っていくことになるジュニアテニス選手にとってはこのテニスができない時間が今後のテニス人生においてよい意味で影響を与える可能性があるかもしれません。

 

 

 今テニスができず、また努力の成果を試合で発揮することもできず、ストレスがたまりまくっているジュニアテニス選手の皆さん。いまは思う存分苦しみましょう。いまは感染者を増やす要因を増やさないために自宅でじっとしていましょう。そしてこの苦しみをずっと忘れないでいて、テニスができるようになったときにずっとテニスをできること自体が幸せだということを実感し続けていきましょう。

 

 

 それでいいと思います。

♯85 盛田テニスファンド

 盛田テニスファンド

ジュニアテニスペアレンツの皆様ならば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? あの錦織選手もこの制度による留学からトッププロへと昇りつめた選手です。アメリカIMGアカデミーへの留学費用をいただき、プロ選手への道を留学によって進むことができる制度です。世界で戦うためにはこの制度などを利用して、海外で武者修行をする必要があるというのが今の一般的な見方です。

 

 では一体どのような選手がこの制度の恩恵を受けてプロへの道へ突き進むことができるのでしょうか?私の知りえる情報をお伝えできればと思います。

 

 まず戦績として 全国選抜ジュニア BEST4 以上

         全日本ジュニア  BEST4 以上

 

 この成績がまず第一条件として必要なようです。そして年齢としては12~14歳が最も適切な年齢だといわれています。11歳では早すぎ、15歳以降では遅すぎるという説があります。これも盛田テニスファンドさんの判断になるかと思いますが、そのような感じみたいです。

 

 選考会に参加して将来有望だと認められ人間的にも適していると判断され親の了承も得られること

 

 この選考会の選考基準が非常に厳しいようです。全国大会を複数回制した選手でも簡単に落とされているようです。また渡米した後でも非常に厳しい条件を毎年クリアしなければ支援打ち切りとなり戻ってくるということもあり、やはり毎年条件をクリアしてくれる可能性というのを基準にしているところもあるかと思います。

 

 よって高い将来性というものを認めてもらうことが必要なようです。今現在強いのは当然ですが、この先もっと強くなることをイメージできる選手が選ばれるはずです。楽しいからという理由だけでやっている人はきっとすぐに帰ってくることになるでしょう。

 

 大変厳しい条件ですが、錦織選手や西岡選手はここをクリアし、そして毎年課される条件をすべてクリアしてあのような活躍をしています。前にも述べましたが、ツアーで活躍するようなトップ選手はその存在自体が奇跡ともいえるほどものすごい存在です。その存在になるためにはジュニアのころからずば抜けたものを持ち磨き続けるということが必要なんでしょう。

 

 ここ数年は支援を受けてIMGに留学している選手はいないようです。選考基準に見合う選手がいないという判断ですね。年間何千万円も出すわけですから厳しいのは当たり前の話だとは思いますが、望月選手のように錦織選手に続くような存在があまり出てないというのは少し寂しいですね。頑張れ日本のジュニア選手たち!!!

♯84 アタック25

 今日はテニスもあまりできない世の中でもありますので、急に某クイズ番組の話で思い出したことを書いてみたいと思います。テニスとはかけ離れます! すみません💦

 

 

 日曜日放送されているアタック25皆様ご存知でしょう!その前提で話します。勝手に。

 

 番組をご覧になられたことありますか?あれは編集に編集を重ねて作られたものであるということをご存知ですか?テンポよくクイズとパネル取りがスムーズに進んでいくイメージありませんか? 実際には10倍もの時間が収録にかかっているケースもある!というのが事実です。

 

 アタック25はご存知の通りオセロ形式で答えた方が好きなパネルを取っていって最後に1番多かったパネラーが優勝となります。たまーにあれ?!なんでそこ?!あっちの方がいいに決まってるじゃんか! と突っ込みたくなる時もありますが、それもアタック25のひとつの楽しみですね。

 

 

 このルールが問題だそうです💦 オセロをしっかりと勉強した方だとどうしても「ここは自分のパネルは取らないほうがいい」というケースが出てきてしまうそうです。そうなると当然パネラーの方は答えが分かっていても答えません。 そして、そのケースにパネラー4人共が当てはまってしまうと、、、、、何問も何問も誰も答えずに無駄に問題スルーが続くということが起こります。。。 勝つために!!

 答えるにしても答えたその次の問題に必ず答えなければ損をしてしまう、とか青の人にもしつぎ答えられてしまうと逆転されてしまう、、、など答えることにリスクが伴いリターンが釣り合わないことも多いようです。

 

 

 私がこの話を聞いたのは前の職場の先輩から聞いたのですが、その方は二回出られて二回とも優勝した人です🏆 しかも2回目はチャンピオン大会と言って、優勝したことがある人だけしか出られない大会でした。

 その2回目のチャンピオン大会にてこの4人共答えたくない、という現象が起こったそうです。

 

 

 収録時間は実に5時間を超えたそうです。誰も答えない時間がずっと続きますが、チャンピオン大会ともなれば答えないほうが得だ、と思い着くのはもちろん、絶対に勝ちたい、と思う気持ちもすごく強い方ばかりで、本当に終わらないんじゃ無いかと心配になるくらいの意地の張り合い状態が続いたそうです。。。

 最後は連続で答えればなんとかなりそう、という人が痺れを切らして答え、そのあと僕の先輩が逆転勝ちしたという結果になりました。

 

 

 ということで、あの長寿番組の裏側のお話でした。大変な思いをしてあの番組が作られていると言うことです。テニスでも仕掛けたほうが負けみたいな我慢比べの神経戦みたいになることもありますよね?シコリ合いの時とかね。

 

 最後は強引にテニスに絡めてみましたw大変失礼致しました!  よしっ!

 

♯83 ジュニアテニスQ&A ①

 私がこのブログを始める前からこういうのがあったらいいなと思っていたのが、よくある質問Q&A。それぞれの環境や地域性、クラブの方針や個人的価値観により答えがないのがジュニアテニスだと思いますが、私自身のこれまで勉強してきたことに基づいて書いてみようと思います。これから子供にテニスを始めさせようとしている親御さん、またジュニアテニスをしているお子さんをお持ちの方々に少しでも役に立てばうれしいです。

 

 

Q1  なぜ子供にテニスをさせようと思いましたか?

 

    子供がやりたいといったから!

 

    同じ親御さんも多いかもしれませんね。昔一度一緒にやろうといわれて私自身が一応ラケットを買って家に1本置いてあったのがきっかけかもしれません。今は夢中になって応援しておりますが、何がきっかけでこのように大きく向かう方向が変わるかわかりません。ちなみに、水泳、野球、音楽系などうちの子はいろいろとほかに習い事もやっていました。

 

 

 

Q2  子供にテニスをやらせてみてよかったことは?

 

    子供が成長したこと(人間的にも、身体的にも、精神的にも)  

 

    テニスは試合中アドバイス禁止という孤独な戦いです。そこでしっかりと自分を保つということはほかの団体スポーツでは得ることのできない経験が詰まっています。また優秀なテニス選手には人間的にも大変優れた子供たちが多いです。そのような子供たちと触れ合いお友達になることによってより良い自分を作り上げるには素晴らしいスポーツではないかと思います。

 

 

 

Q3  子供にテニスをやらせて良くなかったことは?

 

    サポートが大変なこと(時間的にも、身体的にも、金銭的にも)

 

    個人競技ということもあり、私が子供の時にやっていた部活とは一線を画します。試合や練習などは基本送迎付き(親)、共働きの親御さんですと時間的にも余裕がなくなると思います。また強くなるためには遠征などをしないといけないというのが常識とされている世界、遠くまで送り迎えというのも結構疲れます。またレッスン料、遠征費など基本的には全部自費、金銭的な余裕もお金持ちでなければなくなってくると思います。

 

 

 

Q4  子供を指導するとき親として気を付けているポイントは?

 

    より具体的にして子供にもわかりやすく伝えることです

 

    私自身の子供時代の指導を受けた時の記憶をたどり、本当に言われていることの意味が分かっていたのかということを思い出し、どのような言葉であればきちんと伝わるのかということを気にしてやっています。またほめるときは具体的な行動かつ人間的な部分、そして注意をするときは超具体的なピンポイントのプレーや行動としています。「おまえはいつもそう」「だめなやつだ」など、全否定はしないであそこのこれがよくなかったと伝えます。

 

 

 

Q5  何を通じてジュニアテニスを勉強していますか?

 

    実際に体験したことや同じジュニアテニスペアレンツとのお話の中で情報を得ています

 

    お友達になってくれた同じ境遇の親御さんとのお話は本当に貴重な情報が詰まっています。子供とともに親も頑張って勉強して成長していかないとと思っています。また勤勉で人間的にも素晴らしい方がテニス選手の親御さんには多いと感じています。またコーチの話も重要ですね。それぞれ意見が違いますが、やはり先生です。ためになることをいろいろと教えてくれます。

 

 

 まだまだいろいろと私も書いてみたいQ&Aがたくさんあります。また同じようなことをたくさん書いていきたいと思います。

 

 まだまだ現在休校でスクールもお休みというお子さんも多いことかと思います。またこのブログを時間つぶしに使っていただけると幸いに思います。

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♯82 テニスイベントも中止だらけ

 ジュニアテニス ペアレンツの皆様こんにちは!

 世は恐ろしい感染症のニュース一色ですね。また様々なテニス大会の中止のお知らせも届いております。

 本格的なテニスシーズンを迎える暖かくなってきた頃には通常通りテニスができるようになる事を祈るばかりです。

 

 

 あまり考えたくはないですがこのままテニススクールなども一時休校になっていくことも容易に予想できます。そのとき皆様はどう過ごされますか?またジュニア選手はどうされますか?

 こういったときにどう過ごすかも大切かも知れません。私がおすすめのこの休み機関の過ごし方はこれです!!

 

 

自分のテニスの試合やプレーの動画を見ること

 

 

 これは間違いないですね! あと夜レッスンをしている選手たちはきっと慢性的な睡眠不足になっている人も多いと思いますので、きっちりと睡眠をとる大チャンスともとれるでしょう。

 

 こういうバタバタしていないときにゆっくりと自分のプレーを見るというのはすごくいい意味があると思います。すこし客観的に自分のテニスを見ることができると思います。一度やってみましょう。

 

 うちの子も例にもれず休んでいます。そしてサーブのフォームの改造に取り組んでいます。室内スクールは閉鎖、屋外スクールは通常通りのレッスンという流れが多いかと思いますが、うちは幸いなことに屋外! サーブ改造にはもってこいの期間ができました。またサーブについては改めてお話ししたいと思います。

 

 お休みの間ジュニア選手はぜひ自分のテニスを見直しましょう。イメージ通りに自分は動けていますか? 問いかけましょう。

♯81 狭き門

 日本のジュニアテニス 人口のとある資料を目にしました。2015年時点で10代の年齢のテニス人口についてです。10歳から19歳までの10年代分の資料ということになります。参考にしたいと思いチェックしました。

 

 2015年の統計ですが、10代の人口が約11,836,000人。 単純計算をしますと、たとえば2000年生まれというくくりの1学年で人口が約1,183,600人ということになります。

 

 次のデータです。テニス人口についてですが、週2回以上テニスをしている、週5回以上テニスをしているというくくりでデータが出ています。

 

  週2回以上テニスをしている10代    →    1.9% (約224,800人)

 

 

 週5回以上テニスをしている10代 →    1.2% (約142,000人)

 

 という興味深いデータが出ていました。 皆様何をお感じになりますでしょうか。

 

ざっと出した数字ではありますが、だいたい間違ってはいない数字だと思います。まずガチでテニスに取り組んでいる → 週5回以上テニスをしている と私は考えます。 そして1学年単位で考えますと、ガチで(週5)テニスをしている人数は約14,200人。地域のテニス協会に登録をして大会などに出場している選手というともっと絞られるかもしれませんが、しかし5,000人以上はいると思われます。 年齢帯でこの人数は変動があるかもしれませんがざっと計算するとこんな感じだと思います。

 

 日本のジュニアテニスは2歳くくりでクラス分けされることが多いです。(12歳以下、14歳以下・16歳以下など)よって全国大会に出場することになればこれも概算ですが、約10,000分のドロー数、という狭き門をくぐった選手のみがたどり着くことのできる境地だといえます。

 

 そして全国大会を優勝する選手は約10,000分の1の選手ということになります。簡単に計算してジュニアテニス選手が全国大会で優勝する確率は 0.01% ということになります。ガチの選手はみんなそこを目指して頑張っていることになります。

 

 

 これはあまり現実的な数字じゃないですね、、、あらためて。。。 そして世界で通用する日本人プロ選手はといいますと、日本一になった選手のうちのさらにほんの一握りです。プロになりたいという夢を持ち頑張っているジュニアテニス選手はこのような狭き門を通るために頑張っています。よってほとんどのケースにおいては夢はかなわずで終わることになります。いつまで持っていた夢を本気で追いかけ続けることができるか、ここもジュニアテニス選手を応援するときのポイントだと思います。

 

 

 うちのジュニアはまだ本気で日本一という夢を追いかけ続けています。どこまで本気でこれを応援できるか、どこで区切りをつけるか、そして目指す場所をどこで変更していくのか、年齢が上がるごとにリアルにそれを考えていくことになるでしょう。

 

 

 さらに言いますとプロになったとしましたら年齢の制限が解除されます。一説ではその年代でのトップ10ジュニアだったとしてもプロの世界では前後10年くらいの選手と派を競い合うことになります。 よって基準を10倍して世界のレベルとして考えるようです。世界ジュニアランキングが20位だったとしたら200位前後まで行ける。5位だったら世界ランキング50位を狙える、などという感じです。 トップテンにいるようなプロ選手たちはそこにいるだけでまさに 「奇跡の選手」 だといえると思います。本当にものすごい競争を勝ち抜いてきた奇跡の選手です。

 

 ジュニア選手たちがこのような現実と向き合って目標をどうしていくのか、何を目指してテニスを続けていくのか、など見守っていきたいですね。

 テニスはやっているだけで楽しいです。トップを目指すだけがテニスの目的じゃない。今は上を目指して突っ走っていますが、そうではないテニスが将来楽しみとして残していくことができたらそれはそれで大成功じゃない?! などとも考えています。

♯80 トップ選手からのアドバイス

 先日うちのジュニアがうらやましいことに錦織選手と偶然遭遇することができてしかもその上、テニスにおいての悩みを相談させていただくという恐れ多いことが起きました。 むう うらやましいし、すげえいいな。。。。。 その内容を示します。

 

 

 ジュニア 「攻めるプレーを意識していて、ポイントを取りに行くのですがなかなかウィナーが取れません。どうしたらよいですか??」

 

 錦織金言 「男子は18歳になるまで体は出来上がることはないから、ウィナーが取れないことは気にしなくていいよ。僕も思うようにとれるようになったのは18歳からだから。ウィナーは18歳になって体ができてから自然ととれるようになるよ。」

 

 

 攻めて相手からポイントを取らなければ成長はないと感じていたうちのジュニアにとって衝撃的なアドバイスとなりました。今世界のトップ選手である錦織選手もジュニア時代はなかなかウィナーは取れなかったんだ、と断定できたうえにふっと楽になったとも言いました。

 

 16歳世代になったとき、つなぐプレーしかしてこなかった選手は手詰まりになり非常に苦しむため小さいときから攻めるプレーの引き出しを持っておかないと後々苦労するというような話を聞かされることもありました。 よってボレーなどの点を取りに行くネットプレーなどの感触をキチンと会得しておく必要がある、16歳以上のクラスでは少し甘くなったら終わりというつなぎのショットよりも、相手より先に仕掛けていって切り開くプレーが大切。それはそういうことなんでしょう。しかしそれが直接ウィナーとしてポイントになるかどうかはまた別の話ということですね。

 

 

 1000回親やコーチに言われるよりも効き目があったように私は感じました。こういった経験をする機会をジュニアに与えることができれば最高の成長のきっかけを与えることにつながりそうな気がしました。 また本当はサッカーの選手になりたかったという錦織選手自身の言葉についても何か親しみを感じてよい感触をもらったようです。

 

 必ずプラスに働く経験をした手ごたえが私には残りました。またこのような偶然がどこかで起こってくれることを期待したいと思います!

♯79 遊び心 

  よくテニスの選手においても遊び心を持つことが大切だというようなことが言われます。私はジュニアに伝えるためにより具体的にこのようなことを伝えるにはどうしたらよいかを考えました。 「テニスにおいての遊び心って何?」がテーマです。

 

 

 皆様ご存じの錦織選手は遊び心を持っていると評されていることも多いようです。小さいころからいろいろなスポーツをやってきてその中で培われてきたものだといわれています。サッカー、ピアノなどもやっていたとのことです。では遊び心って何?とジュニアに問われたときにどのように答えたらよいかを考えます。私は常々より具体的に話を言い換えて伝えるということを重要だと考えていますし、今回もわかりやすくこういうようなことだと伝えたいと思います。子供に考えさせるというのも一つ大きな手段ですが、今回は具体的にジュニアがそういうことか と思えるような回答を考えます。

 

 

 私はバレーボールをやっていました。遊び心っていうのは大切だと感じていました。真面目に練習でやったことばかりをずっとやり続けるということは大切な部分もありますが、相手には読まれるプレーとなってしまい対策が簡単になってきてしまうという点があります。逆に練習でやったこともないようなプレーをする選手は相手チームの選手たちは対策に困ります。何をやってくるかがわかりにくいためです。自分のチームも困らせてしまうこともありますが、、、。

 

 テニスにおいてはどうでしょうか。やはり真面目にクロスラリーばかりを繰り返す選手にはそれだけに対応しておけばよいということで相手選手には楽な印象を与えてしまうかもしれません。ドロップショット、変なスライス、いきなりダウンザラインで勝負!というようにいろいろなプレーを混ぜられると相手選手はすべてのショットに対応しなければならずこれをしてればいいという気持ちを持つことができず、同じ試合をするにしても疲れると思います。一辺倒のプレーをしないということが重要で、それを遊び心というのかもしれません。 相手を困らせる、相手をだます、相手をおちょくるくらいが遊び心といってもよいかと思いました。

 

 

 

 「相手をだまして それを楽しむこと」

だと私は伝えました。ずばり!深みも何も無いっ!!w だますといえば聞こえは悪いですが、スポーツはそれが大部分を占めていますし、バレーボールのコンビプレイなんてものはすべて相手をだますために用います。

 

 

 サッカーにおけるフェイント、バレーボールにおける時間差攻撃、テニスにおけるドロップショットなどすべて相手の虚をつくことを目的としている部分があります。また相手をだました時の爽快感はスポーツをやっていて楽しさを実感する瞬間の大きな要素だと感じます。これを楽しまない手はありません。

 

 逃げ技一切なしの真っ向勝負にスポーツの魅力を感じることもあります。しかしながら本質は相手をだましてポイントを取るというところも否定できません。それに真っ向勝負で勝てないと分かったのならそっちに行かなればなりません。そして相手がされたらいやなことをすることが必要です。試合においては最悪な嫌がらせの選手になるほうが良いのです。コートの上では顔も見たくないような嫌な選手になるべきです。

 

 これがジュニアにどう伝わるかはそれぞれだと思いますが、本質的な部分で私は伝えておいてもよいことではないかなと思います。それにこれを楽しめるようでないとなかなかスポーツはつらいことも多いかと思います。それに相手を追い詰めて苦しませるということを楽しめるドSな部分もスポーツには必要です。そういった部分を持ち合わせながらステップアップを楽しめる選手として育てましょう。攻め込まれてそれに耐えるのが大好きというドMな部分も大切かもしれませんがw

 

 

 ジュニアテニスペアレンツの皆様。相手をだますようなプレーをほめて遊び心を育てましょう。きっとテニスをこれまで以上に楽しめることにつながると思いますし、将来錦織選手のような遊び心のあるテニスが身につくかもしれませんよ。

♯78 Tラーさんの少し前の記事を読んで

 私もいろいろと考えていたことがありました。Tラーさんの記事のイモジャッジについて書かれていた記事を読んで書いてみようと思いました。

 

 まあ、、最初審判なしでジュニアテニスは試合をすると聞いたときに えっっ!??? はっ??! そんなの喧嘩になるに決まってんじゃんか! としか思えなかった素人目線からのお話になりますw(バレーボール出身)

 私が思っていたのは野球で言ったらバッターが見逃したときに三振かフォアボールかをバッター自身が勝手に判断するのと同じことだよね?! 全部フォアボールにするよねそれ。 というところから始まっています。

 

 実際私がバレーボールをしていた時の話ですが、ブロックをした際に指先に相手がスパイクでたたいたボールが 「プチっ」と本当にかすったくらいのボールは人間の目では判断できるはずもなく、普通にアウト判定になります。昔私はそれを馬鹿正直に触りましたと手を上げたら、当時の監督に言わなきゃアウトだろ!!と叱られたようなことも実際ありました 。むううう 今はチャレンジシステムが入っていますが。。。

 

 

 私はこう受け止めています。

「ある程度の範囲でインのボールがアウトと判定されることは仕方ないこと」

 

 

 まあそう思ってでもいないとやってられないような選手もいるということですねー。いちいちそのようなルールを守ることのできない社会不適合者には付き合っていられないという方向で向き合っていますし、子供にも伝えています。 一番避けたいことはそのようなジャッジを目の当たりにしたときに自らのプレーの質をそれによって落としてしまうことです。そういう選手は大事な場面に限ってやってきます。応援している周りから見ると心が疲れるようなときも多いですし、怒りを覚えることもあります。しかしセルフジャッジというルールが設定されている以上、ある程度仕方ないととらえるしかないでしょう。

 実際勝たなければならない試合になるとどうしてもいもってしまう。。。。。と悩んでいるジュニアもいるようですし。。。

 あまりにひどい場合は、うろうろしているアンパイアからオーバーコールとされてポイント逆転になったというケースを目の当たりにしたこともあります。地域テニス協会さんの役員さんの話を聞いていても 「やる選手」 はしっかりとインプットされているようですし、もうすでに目をつけられています。わが子がそのようなリストに載らないように育てたいですね。

 

 

 Tラーさんの 「入ってますよね!?」 と指摘するのは全く問題がない行為だと私はとらえています。その後のプレーの質を落としていないのであれば本当に問題ないと感じます。

 まだよくルール違反をすることの意味を分かってない選手も多いと思いますし、認めた時点で嘘も本当になってしまうルールである以上抗議をするのは必要だと思います。しかしながら判定を覆すところまで絶対に行くということはルール上できませんので、絶対に入ってる!!と思っている自分がいてもそれ以上に自分を保つ自分を併せ持っていることが重要だと思います。

 これも実際の話ですが、アウトだなーと思っていても「へっ??! 入ってますよね?!今のは!」 と判定にケチをつけて相手を困らせるということを狡猾にやってくる選手もいたりするのも知っています。具体的にどう対策すればよいかをわが子にアドバイスしたらよいかを考えるのですが、なかなか難しいですよね。。。

 

 

 うちの子も大変迷っていましたし、そのたびに気持ちを落としてプレーも落としていましたので、具体的方針を子供と一緒に固めました。

 まず、ルール違反を犯して勝って喜んでいる選手は→相手のポイントをルール違反を犯して盗んでいる。万引きをして盗んだお菓子を食べておいしいおいしいといっている社会不適合者と認識すること。

 

 

そして具体的対策

❶100%以上間違いなく入っているボールをアウトといわれたとき(ラインより内側に落ちているボールをアウトといわれたとき)

 → 一発かます! 「はいってる!! どこにおちましたか?? つめよる」

そして最後付き合ってられんとあきらめる。そしてサーバーであれば次アンダーサーブ

 

❷入っているがラインにかかるようなボールをアウトといわれたとき

 → スルーする  →  入っていた時かつサーバーならアンダーサーブ

 

❸自コートの判定でアウトのボールに入ってますよね?!とケチをつけられたとき

 → 落ちたあと見せてあげるからこっちまでおいでとこちらまで来させる

 

 

 まあはっきり言ってあまりよいことを伝えてはいないです。ただどうしたらわからないという状態を経て自分のプレーを落とさないようにという対策を具体的にしたかったのでこのようなことを決めました。子供だましですが、効果はあるのではないかと考えております。最終的にはこんなこと決めなくても大丈夫という自分を作り上げてほしいと考えています。

 実際試合において喧嘩になったり、アンダーサーブを打ちまくったりということは全くないのですがw ただそうなったときにはこうしておく、ということを自分の中に持っておけば自分を保つことにつながりますし、イモる人には私はこういう考えを持っているというものを固めておきたいです。

 

 相乗効果としてですが、ルール違反は社会不適合者という教育を施したのでうちの子のジャッジはきれいです。きれいすぎてアウトをインとしてしまうケースが多いのが悩みですがw。。。 間違いなくアウトと判断できたもの、ラインとボールの間のスペースが見えたものだけアウトにして、隙間が見えなかったらインにしなさいという基本をきっちりと守っています。アウトをインと判定することは多いですが、インをアウトということはゼロです。スポーツマンとしての基本だと思います。 また同じ志を持った選手との試合は非常にジャッジもクリーンで見ていても気持ちのいいものです。

 イモジャッジをされた末、大事な試合で負けたとします。最高に悔しい思いをしている選手にはイモって勝ちたい奴にはイモらせとけ、と伝えるだけで終わりにします。

 

 

 仕方ないととらえることができるようにしておくことが一番の対策かなと私は考えています。テニスをルール無用の無法地帯にしないためにコーチ陣、親御さんでマナーを守ることについての指導をして、これからもジュニアテニスを今のルールで続けていけるようにしていきたいですね。Tラーさんの今後を陰ながら応援させていただきます。 頑張っていきましょう!!!

♯77 テニスの中で1番重要なショットは?

 ジュニアテニス ペアレンツの皆様こんばんは!

 

 皆さまテニスの中で1番重要なショットはなんだと思いますか?? 答えはいろいろあるとは思うのですが今回は有名なテニス選手が言うショットのことを答えとしたいと思います。

 

 私も言われてというかテレビを見ていてなんだろうか?と考えました。 やはりミスが出ると勝てないので確実につなぐショットのことなのか、もしくはボレーなのか、ポイントを取りに行くウィニングショットなのか? などいろいろと考えました。勝つために一番大切な意味を持つショットとは。。。。。

 

 このショットのできで勝敗を左右するといっています。 私の答えはつなぐショット、とにかくミスをせずに相手のコートに入れるラリー中のショットだと思いました。皆さんはどう思われますでしょうか。

 

 

 

 ヒント : そのトップ選手は フェデラー選手です

 

 

 

 

:::

 

 

 

答えは 「セカンドサーブ」 です。

 

 

 

 

 絶対に入れなければならない、そして甘くなってはいけない、しかしここで厳しいサーブを打つことができれば非常に楽に勝つことができる。 ということだそうです。

 

 ジュニアの段階ですと、まだまだこの域には達していない試合が多いかもしれません。とにかくはいればいいかなという感じも持っていました。。。

 しかしレベルが上がってくれば甘いセカンドサーブや浅いサーブはリターンでたたかれてしまい、そのあと何もできないというような展開になってしまいます。なるほどと思いますが、ジュニアの試合ではなかなか見つけられない重要ポイントだったかもしれません。

 今後は絶対に入れなければならない セカンドサーブ の質を上げていくということを意識して練習するように子供にも伝えようと思います。

 

 まず甘いセカンドをしっかりたたけるようにすることの方が先かもしれませんが、レベルを上げていったところでも勝てるようにするには良いセカンドサーブを打ち、かつ甘いセカンドサーブはたたいてポイントにつなげることができるという両方を持たなければなりませんね。

 

 私は昔バレーボールの選手として頑張っていました。 突き詰めていくとバレーボールもどんどんと重要ポイントが前のほうに行き、最後は結局サーブとサーブレシーブがいいチームが勝つという結論に到達します。 レベルが上がっていくとどんどん最初のプレーに比重が大きくなっていくということですね。考えてみればその後のプレーは最初の段階のプレーを経てやることになりますので、当然といえば当然ですね。

 

 どんどん勝負ポイントが前に前に行くような成長をジュニアには期待したいと思います。サーブとリターンでほとんど終わればその後のラリーはできないですもんね。

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